ハンザ史およびバルト海・北海沿岸の国・地域の歴史に関する邦文文献のうち、2001年-2010年のものを著者の五十音順に掲載してあります。書誌データの間違いや、誤字脱字、掲載されていない文献の情報などがありましたら、サイト管理人までお知らせ下さい。
あ行
F・アイヒラー
- 和田卓朗(訳)「ハンブルク都市法 —端緒から1603/05年まで—」『大阪市立大学法学雑誌』49(4)、2003年3月、671-739ページ
明石欽司
- 「ウェストファリア条約研究の現在 —国際法史研究の一側面—」『法学研究』(慶応義塾大学法学研究会)75(2)、2002年2月、29-55ページ
- 「『ハンザ』と近代国際法の交錯 —一七世紀以降の欧州『国際』関係の実相—」
- (1)『法学研究』(慶応義塾大学法学研究会)79(4)、2006年4月、1-25ページ
- (2)『法学研究』(慶応義塾大学法学研究会)79(5)、2006年5月、1-26ページ
- 「国際法学説における『ウェストファリア神話』の形成 —一七世紀後半から一九世紀の『国際法』関連文献の検討を通じて—」
- (1)『法学研究』(慶応義塾大学法学研究会)80(6)、2007年6月、1-32ページ
- (2)『法学研究』(慶応義塾大学法学研究会)80(7)、2007年7月、59-98ページ
- (3・完)『法学研究』(慶応義塾大学法学研究会)80(8)、2007年8月、1-28ページ
淺野明
- 「君主と貴族と社会統合 —ロシアの場合—」小倉欣一(編)『近世ヨーロッパの東と西 —共和政の理念と現実—』山川出版社、2004年11月、85-103ページ
浅野啓子
- 「14−15世紀チェコにおけるフス派大学教師と王権」森原隆(編)『ヨーロッパ・エリート支配と政治文化』成文社、2010年3月、260-279ページ
阿南大
- 「南ネーデルランドという『第三項』 —近世オーストリア君主国の内、近代『ハブスブルク君主国』の外—」『東欧史研究』30、2008年3月、39-54ページ
E・アールツ
- 藤井美男(監訳)『中世末南ネーデルラント経済の軌跡 —ワイン・ビールの歴史からアントウェルペン国際市場へ—』九州大学出版会、2005年5月
石川武
- 「ザクセンシュピーゲル・レーン法邦訳 ―アウクトル・ヴェートゥスとの比較・対照をも兼ねて―」
- (1)『北大法学論集』51(5)、2001年1月、238-280ページ
- (2)『北大法学論集』51(6)、2001年3月、274-318ページ
- (3)『北大法学論集』52(1)、2001年5月、383-420ページ
- (4)『北大法学論集』52(2)、2001年7月、246-288ページ
- (5)『北大法学論集』52(3)、2001年11月、171-212ページ
- (6)『北大法学論集』52(4)、2001年12月、283-326ページ
- (7)『北大法学論集』52(6)、2002年2月、146-186ページ
- (8)『北大法学論集』53(1)、2002年5月、209-250ページ
- (9)『北大法学論集』53(2)、2002年7月、296-340ページ
- (10)『北大法学論集』53(3)、2002年9月、352-394ページ
- (11)『北大法学論集』54(3)、2003年8月、120-158ページ
- (12)『北大法学論集』54(4)、2003年10月、213-254ページ
- (13)『北大法学論集』54(5)、2003年12月、194-234ページ
- (14)『北大法学論集』54(6)、2004年2月、306-344ページ
- (15)『北大法学論集』55(1)、2004年5月、230-268ページ
- (16)『北大法学論集』55(2)、2004年7月、765-804ページ
- (17)『北大法学論集』55(3)、2004年9月、338-380ページ
- (18)『北大法学論集』55(4), 2004年11月、348-382ページ
- (19)『北大法学論集』55(5)、2005年1月、208-244ページ
- 「『同じゲヴェーレをもって』、占有か保障か —ザクセンシュピーゲル・ラント法2・43・1の正しい解釈のために—」『北大法学論集』52(5)、2002年1月、49-107ページ
- 「アウクトル・ヴェートゥスとザクセンシュピーゲル ―ザクセンシュピーゲル(テキスト)成立史についての一考察―」『法制史研究』52、2003年3月、1-45ページ
- 「ザクセンシュピーゲルにおける「正規の訴え」 ―同書におけるrechte Gewere概念の成立過程を再検討するための一準備作業として―」
- (1)北大法学論集55(6)、2005年3月、1-53ページ
- (2・完)北大法学論集56(1)、2005年5月、35-95ページ
板垣晴朗
- 「14世紀後半における一リューベック市参事会員の諸活動について —ヘルマン・フォン・オーゼンブリュゲHermann van Osenbrüggeの例から—」『ヨーロッパ研究』5、2005年12月、249-269ページ
- 「14世紀後半のリューベック市参事会員構成について —人物同定の問題を例に—」『ヨーロッパ研究』6、2007年3月、285-299ページ
市原宏一
- 「海上防備定住地アーライシ —ラトヴィア初期社会における定住の一類型—」『環バルト海研究会第2回現地調査報告書』(SIS/GSHI Discussion Paper No. 01-2)名古屋大学情報文化学部、2001年6月、5-6ページ
- 「中世前期バルト南岸のスラヴ人交易地について」『大分大学経済論集』53(3)、2001年9月、56-78ページ
- 「東方植民におけるドイツ・スラヴの『民族』融合 —12-13世紀北東ドイツ及びポンメルンにおけるスラヴ農民の存続について—」『大分大学経済論集』54(4・5・6)、2003年2月、20-46ページ
- 「『民族』的危機における社会的結集の一形態 —中世前期バルト南岸のスラヴ固有宗教—」『神戸大学史学年報』18、2003年2月、3-30ページ
- 「スラヴ固有宗教の共通性について —ノヴゴロド・ペルニア祭礼遺構を例として—」『環バルト海研究会第3回現地調査報告書(2002年8月12日-8月31日)』(SIS/GSHI Discussion Paper No. 02-3)名古屋大学情報文化学部、2003年2月、5-8ページ
- 「『民族』的危機と社会的求心力としての王権 —エルベ=オーベル川間スラヴ人の場合—」初期王権研究委員会(編)『古代王権の誕生4 ヨーロッパ編』角川書店、2003年10月、207-226ページ
- 「外来と土着 —考古学資料を基にしたバルト海南岸地域史研究の課題—」藤井美男・田北廣道(編著)『ヨーロッパ中世世界の動態像 —史料と理論の対話—』九州大学出版会、2004年3月、313-345ページ
- 「西スラヴにおける国家形成について」『環バルト海研究会第4回現地調査報告書(キエフ、チェルニゴフ、シェストヴィツァ 2004年7月25日-8月2日)』(豊田工業大学Discussion Paper No. 05-1)豊田工業大学、2005年3月、1-7ページ
- 『中世前期北西スラヴ人の定住と社会』九州大学出版会、2005年12月
- 「ポーランドにおけるヴァイキング期沿岸交易地遺跡トルソ —ハンザ以前の環バルト海交流の実相—」『大分大学経済論集』61(6)、2010年3月、51-60ページ
伊藤宏二
- 「ヴェストファーレン条約研究における新動向 —帝国国制史研究との関連で—」『ヨーロッパ文化史研究』2、2001年3月、89-111ページ
- 「ヴェストファーレン講和会議におけるスウェーデンとポメルン問題 —ヴェストファーレン条約規定の成立に関する一考察—」『法制史研究』52、2002年3月、147-178ページ
- 「帝国等族としてのスウェーデンと不上訴特権 —ヴェストファーレン条約に基づく最高上訴審裁判所の設置を中心に—」『ヨーロッパ文化史研究』5、2004年3月、131-160ページ
- 『ヴェストファーレン条約と神聖ローマ帝国 —ドイツ帝国諸侯としてのスウェーデン—』九州大学出版会、2005年12月
- 「翻訳 ヴェストファーレン講和文書の成立」
- (1)「ACTA PACIS WESTPHALICAE, III B 1/1, Einleitung I-II 3より」『静岡大学教育学部研究報告 人文・社会科学篇』57、2007年3月、355-370ページ
- (2)「ACTA PACIS WESTPHALICAE, III B 1/1, Einleitung II 4-7より」『静岡大学教育学部研究報告 人文・社会科学篇』58、2008年3月、293-315ページ
- 「ヴェストファーレン条約をつくった人たち」『ヨーロッパ文化史研究』9、2008年3月、139-164ページ
- 「ヴェストファーレン使節と近世ヨーロッパ国際政治」『創文』508、2008年5月、23-26ページ
伊東豊
- 「ソールとヤギ」『環バルト海研究会第4回現地調査報告書(キエフ、チェルニゴフ、シェストヴィツァ 2004年7月25日-8月2日)』(豊田工業大学Discussion Paper No. 05-1)豊田工業大学、2005年3月、9-13ページ
稲元格
- 「中世マグデブルク法におけるWeichbildrechtとWillkür」『近畿大学法学』49(2・3)、2002年2月、209-255ページ
- 「1270年頃の法史料『マグデブルクの参審人法』について」『近畿大学法学』51(1)、2003年7月、96-140ページ
- 「3都市法史料に見るドイツ中世都市法の基本的な特色について —1270年頃のリューベック法、ハンブルク法、マグデブルク法の比較—」佐藤篤士先生古稀記念論文集刊行委員会(編)『法史学をめぐる諸問題』敬文社、2004年3月、127-151ページ
- 「マグデブルク・ブレスラウ体系参審人法」『近畿大学法学』54(2)、2006年9月、303-364ページ
- 「中世都市リューベックに参審人はいなかったのか」『法学雑誌』(大阪市立大学法学会)54(1)、2007年8月、117-160ページ
井上光子
- 「デンマーク王国の海上貿易 —遅れてきた重商主義国家—」深沢克巳(編著)『近代ヨーロッパの探究(9) 国際商業』ミネルヴァ書房、2002年5月、317-347ページ
- 「重商主義時代のデンマークによる海上貿易ネットワーク」『関学西洋史論集』30、2007年3月、25-36ページ
井内敏夫
- 「初期中世ポーランドの運搬と交通奉仕義務 —プシェヴドを中心に—」『早稲田大学大学院文学研究科紀要』47(4)、2002年3月、3-21ページ
- 「初期中世ポーランドにおける騎士の権利と大土地所有 —ルーシへのまなざしをもって—」鈴木健夫(編)『ロシアとヨーロッパ —交差する歴史世界—』早稲田大学出版部、2004年3月、81-112ページ
- 「前近代と近代のレスプブリカ —ポーランドからヨーロッパの国制観念をかいまみる—」小倉欣一(編)『近世ヨーロッパの東と西 —共和政の理念と現実—』山川出版社、2004年11月、241-269ページ
- 「戴冠祭式書にみる中近世ポーランド王権への神の宿り方 —テオクラシー的専制と合意—」『西洋史論叢』(早稲田大学西洋史研究会)27、2005年12月、59-91ページ
- 『ヨーロッパ史のなかのエリート —生成・機能・限界—』(早稲田大学総合研究機構ヨーロッパ文明史研究所叢書2)太陽出版、2007年3月
- 「シトー会修道院『ヘンリクフの書』にみる13世紀ポーランド社会の変容 —土地領主制・『公の農民』・ドイツ植民—」井内敏夫(編著)『ヨーロッパ史のなかのエリート —生成・機能・限界—』(早稲田大学総合研究機構ヨーロッパ文明史研究所叢書2)太陽出版、2007年3月、111-150ページ
- 「盛期中世における植民法としてのドイツ法とその起源 —ベネディクト・ジェンターラの論文紹介を中心として—」『中世ロシアの法と社会』(21世紀COEプログラム「スラブ・ユーラシア学の構築」研究報告集24)北海道大学スラブ研究センター、2008年3月、119-138ページ
今村栄一
- 「イパチー年代記1114年の記事に現われるスターラヤ・ラドガ」『環バルト海研究会第3回現地調査報告書(2002年8月12日-8月31日)』(SIS/GSHI Discussion Paper No. 02-3)名古屋大学情報文化学部、2003年2月、9-15ページ
- 「Izgoi of Galich-Volyn': A genealogical problem of princes in Kievan Rus'」『情報文化研究』(名古屋大学情報文化学部・名古屋大学大学院人間情報学研究科)17、2003年3月、43-59ページ
- 「都市ノヴゴロドの成立 —最近の考古学研究を中心に—」『ロシア史研究』75、2004年11月、74-84ページ
- 「1970年代のポディル発掘とその成果」『環バルト海研究会第4回現地調査報告書(キエフ、チェルニゴフ、シェストヴィツァ 2004年7月25日-8月2日)』(豊田工業大学Discussion Paper No. 05-1)豊田工業大学、2005年3月、15-36ページ
- 「イワン3世治世後半における土地裁判制度の変化」『中世ロシアの法と社会』(21世紀COEプログラム「スラブ・ユーラシア学の構築」研究報告集24)北海道大学スラブ研究センター、2008年3月、47-64ページ
入江幸二
- 「カール12世の自己戴冠 —儀礼のなかのスウェーデン絶対主義—」『史泉』96、2002年7月、1-19ページ
- 「スコーネ戦争期スウェーデンの戦時財政(1675-79)」『帝塚山学術論集』10、2003年12月、15-35ページ
- 『スウェーデン絶対王政研究 —財政・軍事・バルト海帝国—』知泉書館、2005年12月
F・イルジーグラー、A・ラゾッタ
- 藤代幸一(訳)『中世のアウトサイダー』白水社、2005年1月
C・ヴェロニカ・ウェッジウッド
- 瀬原義生(訳)『ドイツ三十年戦争』刀水書房、2003年11月
奥西孝至
- 「ヨーロッパにおける市場の発展と市場経済」『国民経済雑誌』183(4)、2001年4月、89-103ページ
- 「中・近世ヨーロッパにおける地域間価格差と市場化」『国民経済雑誌』189(1)、2004年1月、45-58ページ
- 「15世紀後半フランデレンにおける穀物価格上昇と地域の市場化」『国民経済雑誌』194(2)、2006年8月、39-52ページ
奥村優子
- 「8-11世紀ライン中流地域における修道院所領経営・流通・王権 —ロルシュ修道院の場合—」『西洋史学論集』(九州西洋史学会)41、2003年12月、1-23ページ
尾崎和彦
- 「北欧神話の図像表現 —『ゴスフォースの十字架』に見る生と死のモティーフ—」馬場恵二、三宅立、吉田正彦(編)『ヨーロッパ生と死の図像学』(明治大学人文科学研究所叢書)東洋書林、2004年3月、163-195ページ
小澤実
- 「北欧中世史研究の道具箱」『クリオ』17、2003年5月、57-74ページ
- 「エーリク勝利王と紀元千年直前のバルト海世界」『史学雑誌』113(7)、2004年7月、1-36ページ
- 「北欧中世史学の到達点 書評:K. Helle (ed.), The Cambridge History of Scandinavia I: Prehistory to 1520, Cambridge: Cambridge UP 2003, xx+872 p.」『北欧史研究』22、2005年、45-63ページ
- 「ゴームの足跡を求めて —ヒストリオグラフィと文字資料の中のゴーム老王—」『北欧史研究』21、2004年、1-19ページ
- 「コンテクストの中のルーン 書評:T. Spurkland, Norwegian Runes and Runic Inscriptions. Woodbridge: Boydell & Brewer 2005, ix+206 p.」『北欧史研究』23、2006年7月、91-99ページ
- 「スカンディナヴィアから見たバルト海南岸 —紀元千年前後—」『歴史学研究』823、2007年1月、34-42ページ
- 「From Runic Stone to Charter: Transformation of property confirmation in 11th and 12th century Denmark(ルーン石碑から国王証書へ —11・12世紀デンマークにおける土地所有確認の変容—)」佐藤彰一(編)『ピエール・トゥベール教授招聘事業報告書』2007年、3-17ページ
- 「中世アイスランド史学の新展開」『北欧史研究』24、2007年8月、151-168ページ
愛宕出
- 「ケルンの中世教会堂建築 —平信徒空間の視点から—」
- (2)『人文論叢』(京都女子大学人文学会)49、2001年1月、47-67ページ
- (3)『人文論叢』(京都女子大学人文学会)50、2002年1月、5-28ページ
小野寺利行
- 「中世ノヴゴロドのバルト海貿易における陸路」『立正西洋史』19、2003年3月、9-18ページ
- 「中世ハンザ交易におけるノヴゴロドの内陸輸送」『比較都市史研究』23(1)、2004年6月、45-57ページ
- 「中世ノヴゴロドのハンザ商館における取引規制」『市場史研究』27、2007年12月、20-32ページ
か行
加来奈奈
- 「ブルゴーニュ・ハプスブルク期のネーデルランド使節 —一五二九年『カンブレの和』実現に向けての活動を中心に—」『寧楽史苑』53、2008年、17-34ページ
影山久人
- 「中世ヨーロッパ貨幣経済事情の一斑 —ドイツ・ハンザ都市経済を中心に—」『Brücke』(京都外国語大学)4、2001年、55-66ページ
- 「ハンザ会議について」『Brücke』(京都外国語大学)5、2002年、41-48ページ
- 「ドイツ・ハンザの交易規制政策について」『Brücke』(京都外国語大学)6、2003年、51-57ページ
- 「ドイツ・ハンザ貿易史資料について —Ph・ドランジェの叙述に依拠しつつ—」『Brücke』(京都外国語大学ドイツ語学科)7、2004年、63-67ページ
- 「ドイツ・ハンザ貿易における共同企業組織について」『Brücke』(京都外国語大学ドイツ語学科)8、2005年、103-108ページ
- 「ハンザ商館について」『Brücke』(京都外国語大学ドイツ語学科)9、2006年、37-42ページ
柏倉知秀
- 「中世北ヨーロッパ商業圏におけるベー塩取引と海運 —運送契約書の分析—」『北欧史研究』19、2002年6月、31-40ページ
- 「14世紀ハンザ諸都市のポンド税台帳」『立正西洋史』19、2003年3月、19-25ページ
- 「14世紀後半レーヴァルの海上商業」『立正史学』93、2003年3月、61-73ページ
- 「中世ハンザ都市の商業規模 —14世紀後半のポンド税決算書を中心に—」『比較都市史研究』23(1)、2004年6月、33-44ページ
- 「14世紀ハンザ商業の一断片 —リューベックの損害一覧(1345年)—」立正大学史学会創立八十周年記念事業実行委員会(編)『宗教社会史研究(3)』立正大学史学会、2005年11月、397-414ページ
- 「13世紀末ハンザ商人の商業帳簿と商業通信文」『立正西洋史』22、2006年3月、1-10ページ
角谷英則
- 「ヴェンデルとヴェルスイェーデ —スウェーデン・ウップランド地方の二大船葬墓群—」『環バルト海研究会第2回現地調査報告書』(SIS/GSHI Discussion Paper No. 01-2)名古屋大学情報文化学部、2001年6月、7-12ページ
- 「シェーリングのカウパング —ヴァイキング時代前期ノルウェーの都市的集落—」『環バルト海研究会第3回現地調査報告書(2002年8月12日-8月31日)』(SIS/GSHI Discussion Paper No. 02-3)名古屋大学情報文化学部、2003年2月、31-34ページ
- 「ビルカの史的役割 —ヴァイキング時代のスウェーデン・ロシア関係—」『環バルト海研究会第4回現地調査報告書(キエフ、チェルニゴフ、シェストヴィツァ 2004年7月25日-8月2日)』(豊田工業大学Discussion Paper No. 05-1)豊田工業大学、2005年3月、45-53ページ
- 「スウェーデンにおける国家形成 —文明の辺境としての北欧—」前川和也、岡村秀典(編)『国家形成の比較研究』学生社,2005年5月、139-158ページ
- 『ヴァイキング時代』(学術選書 諸文明の起源9)京都大学学術出版会、2006年3月
上條敏子
- 『ベギン運動の展開とベギンホフの形成 —単身女性の西欧中世—』刀水書房、2001年2月
- 「ヨーロッパ中世都市の女性と宗教諸施設 ―選択の幅と現実性―」『アジア文化研究 別冊』12、2003年3月、21-38ページ
- 「中世における女性の経済活動および社会的貢献に関する覚書 ―北西ヨーロッパのベギンを中心に―」『史学』(三田史学会)79(4)、2010年12月、61-79ページ
河原温
- 『中世フランドルの都市と社会 —慈善の社会史—』中央大学出版部、2001年5月
- 「ヨーロッパ中世の社会政策」社会経済史学会(編)『社会経済史学の課題と展望』有斐閣、2002年8月、337-349ページ
- 「15世紀フランドルにおける都市・宮廷・儀礼 —ブルゴーニュ公のヘント『入市式』を中心に—」高山博・池上俊一(編)『宮廷と広場』刀水書房、2002年9月、202-227ページ
- 「15世紀フランドルにおける都市とブルゴーニュ公権力 —フィリップ善良公のブルッヘ『入市式』(1440年)を中心に—」渡辺節夫(編)『ヨーロッパ中世の権力編成と展開』東京大学出版会、2003年2月、361-386ページ
- 「中世ブルッへ史研究所説 —最近20年間の研究動向から—」『人文学報』(東京都立大学)335、2003年3月、103-120ページ
- 「15世紀ブルッヘのイタリア商人に関するノート —トマーゾ・ポルティナーリ(ca. 1428-1501)の活動をめぐって—」『人文学報』(東京都立大学)346、2004年3月、69-87ページ
- 『ブリュージュ —フランドルの輝ける宝石—』(中公新書)中央公論新社、2006年5月
- 「中世ブルッヘの兄弟団と都市儀礼 —15世紀『雪のノートルダム』兄弟団の活動を中心に—」深沢克己、桜井万里子(編)『友愛と秘密のヨーロッパ社会文化史 —古代秘儀宗教からフリーメイソン団まで—』東京大学出版会、2010年11月、109-132ページ
菊池雄太
- 「16世紀中葉のハンザ商人とアムステルダム商人 —1564年の『請願書』を出発点に—」『西洋史論叢』(早稲田大学西洋史研究会)28、2006年12月、155-170ページ
北嶋繁雄
- 「ハインリヒ獅子公の失脚(1180年)をめぐって —国勢史的転期か—」
- (3)『愛知大学文学論叢』123、2001年2月、17-52ページ
- 「ケルンのアルキポエタ(大詩人)について」『愛知大学文学論叢』128、2003年7月、378-356ページ
- 「ヨーロッパ世界商業におけるハンブルクの役割(17-18世紀)」『比較都市史研究』27(1)、2008年6月、13-29ページ
北島寛之
- 「グランモンの修道士たちのケルン旅行記」『キリスト教文化研究所年報』24、2002年3月、113-144ページ
- 「ケルンの初代司教伝説の展開」『比較都市史研究』21(1)、2002年6月、13-25ページ
清原瑞彦
- 「スウェーデンの中世地方法について」『北海道東海大学紀要 人文社会科学系』13、2001年3月、59-75ページ
- 「スウェーデン中世の都市法とヴェストイェートランド地方法について」『北海道東海大学紀要 人文社会科学系』15、2003年3月、71-92ページ
- 「ルーン碑文によるヴァイキング時代 —スウェーデンを中心に—」『北海道東海大学紀要 人文社会科学系』16、2004年3月、23-55ページ
- 「ルーン碑文によるヴァイキング時代の研究 —スウェーデンを中心に—」『関学西洋史論集』28、2005年3月、57-69ページ
草加千鶴
- 「ルースカヤ・プラウダ簡素本の起源と意義」『創価大学大学院紀要』25、2003年、287-304ページ
- 「中世ロシア法文献における慣習の反映 —ルースカヤ・プラウダを中心に—」『創価大学大学院紀要』28、2007年1月、209-225ページ
熊西洋子
- 「中世リューベックにおける鐘・時計・時間」『関西大学西洋史論集』4、2001年9月、48-58ページ
熊野聰
- 「ラトヴィア・エストニア印象記 —『アマチュアリズム』について—」『環バルト海研究会第2回現地調査報告書(2000年9月10日-9月21日)』(SIS/GSHI Discussion Paper No. 01-2)名古屋大学情報文化学部、2001年6月、13-15ページ
- 「互酬関係から市場経済へ? —『めんどりのソーリルのサガ』、社会変動の史料として—」『情報文化研究』(名古屋大学・名古屋大学大学院)15、2002年3月、23-52ページ
- 『ヴァイキングの経済学 —略奪・贈与・交易—』(ヒストリア)山川出版社、2003年1月
- 「北西ロシアの定住地遺跡訪問記 —スターラヤ・ラドガとノヴゴロド—」『環バルト海研究会第3回現地調査報告書(2002年8月12日-8月31日)』(SIS/GSHI Discussion Paper No. 02-3)名古屋大学情報文化学部、2003年2月、25-30ページ
- 「地域・『民衆』的統合と北欧の王権」初期王権研究委員会(編)『古代王権の誕生4 ヨーロッパ編』角川書店、2003年10月、153-181ページ
- 「中部ドニエプル訪問記」『環バルト海研究会第4回現地調査報告書(キエフ、チェルニゴフ、シェストヴィツァ 2004年7月25日-8月2日)』(豊田工業大学Discussion Paper No. 05-1)豊田工業大学、2005年3月、37-44ページ
- 「ヴァイキング時代の交易定住地遺跡カウパングをめぐって」『環バルト海研究会第4回現地調査報告書(キエフ、チェルニゴフ、シェストヴィツァ 2004年7月25日-8月2日)』(豊田工業大学Discussion Paper No. 05-1)豊田工業大学、2005年3月、55-59ページ
- 「農民が自立していた場合 —前近代北欧の倉庫のあり方—」『史潮』58、2005年11月、28-36ページ
H・クラーク、B・アンブロシアーニ
- 熊野聡(監修)、角谷英則(訳)『ヴァイキングと都市』東海大学出版会、2001年4月
栗生沢猛夫
- 「ルーシとモンゴル —モンゴルによるルーシ支配の始まり—」『西洋史論集』(北海道大学)5、2002年3月、1-26ページ
- 「アレクサンドル・ネフスキーとモンゴルのルーシ支配 —研究史上の問題点—」文学研究科紀要(北海道大学)110、2003年7月、1-107ページ
- 「アレクサンドル・ネフスキー —史料の検討—」
- (上)『西洋史論集』(北海道大学)6、2003年7月、63-106ページ
- (下)『西洋史論集』(北海道大学)6、2004年2月、1-71ページ
- 『タタールのくびき —ロシア史におけるモンゴル支配の研究—』東京大学出版会、2007年1月
- 「中世ロシアの法文化とモンゴル支配」『中世ロシアの法と社会』(21世紀COEプログラム「スラブ・ユーラシア学の構築」研究報告集24)北海道大学スラブ研究センター、2008年3月、1-24ページ
- 「〈ロシアとモンゴル〉覚書」『西洋史論集』(北海道大学)11、2008年7月、27-59ページ
栗生沢猛夫、宮野裕
- 「イヴァン四世雷帝の『1550年法典』 訳と訳注」
- (1)『北海道大学文学研究科紀要』116、2005年7月、115-185ページ
小山哲
- 「貴族が王を選ぶ国 —近世ポーランドの国王選挙—」『歴史と地理』549、2001年11月、1-12ページ
- 「人文主義と共和政 —ポーランドから考える—」小倉欣一(編)『近世ヨーロッパの東と西 —共和政の理念と現実—』山川出版社、2004年11月、18-44ページ
- 「『貴族の共和国』像の変容 —近世ポーランド・リトアニア共和国をめぐる最近の研究動向から—」『東欧史研究』30、2008年3月、20-38ページ
さ行
堺雄一
- 「中世ヨーロッパの遠隔地交易と危険対策」
- (1)『生命保険論集』136、2001年9月、59-128ページ
- (2)『生命保険論集』137(1)、2001年12月、91-163ページ
- (3)『生命保険論集』139、2002年6月、129-188ページ
- (4)『生命保険論集』140、2002年9月、105-182ページ
- (5)『生命保険論集』141、2002年12月、183-216ページ
- (6)『生命保険論集』143、2003年6月、85-147ページ
櫻井美幸
- 「近世初期ケルンにおける救貧制度改革とその展開」『史林』84(4)、2001年7月、69-99ページ
- 「16世紀ケルンの教区共同体 —聖ヤーコブ教区を例に—」『比較都市史研究』21(2)、2002年12月、49-61ページ
- 「都市ケルンと大司教へルマン・ファン・ヴィートの『宗教改革』」『史艸』44、2003年11月、25-46ページ
- 「帝国都市ケルンにおける宗教改革運動 —16世紀前半を中心に—」『ヨーロッパ文化史研究』8、2007年3月、77-111ページ
桜田美津夫
- 「フェリーペ2世の廃位とオランダの建国 —1581年の国王廃位布告を中心に—」『就実大学史学論集』18、2003年、27-66ページ
- 「現実を後追いする理念 —オランダ共和国の場合—」小倉欣一(編)『近世ヨーロッパの東と西 —共和政の理念と現実—』山川出版社、2004年11月、150-168ページ
- 「『低地諸州の反乱』序幕期におけるオランイェ公ウィレム」『就実大学史学論集』19、2004年、1-47ページ
- 「オランダの建国と宗教的寛容」『歴史学研究』808、2005年11月、48-58ページ
佐保吉一
- 「デンマーク宗教改革における一考察 —フレデリック一世時代(1523-33年)の宗教政策を中心に—」『北海道東海大学紀要 人文社会科学系』15、2003年3月、109-127ページ
- 「デンマーク宗教改革における伯爵戦争(1543年-36年)について」『北海道東海大学紀要 人文社会科学系』16、2004年3月、57-77ページ
- 「デンマーク宗教改革 —1536-37年の出来事を中心に—」『北海道東海大学紀要 人文社会科学系』18、2006年3月、29-48ページ
佐藤団
- 「12世紀のマクデブルク都市法 —大司教ヴィヒマンの1188年の特許状と参審人—」
- (1)『法学論叢』(京都大学法学会)161(5)、2007年8月、128-151ページ
- (2・完)『法学論叢』(京都大学法学会)163(1)、2008年8月、139-153ページ
- 「EU拡大とヨーロッパ都市法研究 —ザクセン・マクデブルク法研究を例として—」『法制史研究』59、2010年3月、191-221ページ
佐藤弘幸
- 『西欧低地諸邦毛織物工業史 —技術革新と品質管理の経済史—』日本経済評論社、2007年7月
斯波照雄
- 「中世末期ハンザ都市におけるレンテRenteについて」『商学論纂』(中央大学商学研究会)42(3)、2001年3月、237-260ページ
- 「中世末期リューベックの『領域政策』と商業」『商学論纂』(中央大学商学研究会)43(4・5)、2002年3月、171-194ページ
- 「中世ハンザ都市の経済とレンテ」『立正西洋史』19、2003年3月、1-8ページ
- 「中世末から近世初期のハンブルクの都市経済事情」『商学論纂』(中央大学商学研究会)44(4)、2003年3月、257-274ページ
- 「中世末期から近世初頭におけるリューベックの商業と都市経済事情」『商学論纂』(中央大学商学研究会)45(3・4)、2004年3月、37-52ページ
- 「中世末期におけるハンザ都市シュトラールズントの領域政策」『商学論纂』(中央大学商学研究会)46(4)、2005年5月、457-473ページ
斯波照雄、谷澤毅、柏倉知秀、小野寺利行、根本聡
- 「日本におけるハンザ史研究の動向と現状」『比較都市史研究』23(1)、2004年6月、58-63ページ
白木太一
- 「近世ポーランドにおけるヘトマン(軍司令官)職 —その社会的役割の変遷を中心に—」井内敏夫(編著)『ヨーロッパ史のなかのエリート —生成・機能・限界—』(早稲田大学総合研究機構ヨーロッパ文明史研究所叢書2)太陽出版、2007年3月、261-289ページ
杉浦未樹
- 「アムステルダム貿易商人の内部構成 —商人の移動と定住とその基盤—」深沢克巳(編著)『近代ヨーロッパの探究(9) 国際商業』ミネルヴァ書房、2002年5月、51-77ページ
- 「アムステルダムにおける商品別専門商の成長 1580-1750年 —近世オランダの流通構造の一断面—」『社会経済史学』70(1)、2004年5月、49-70ページ
- 「近世アムステルダムの都市拡大と社会空間」歴史学研究会(編)『港町のトポグラフィ』(シリーズ 港町の世界史2)青木書店、2006年1月、297-324ページ
- 「専門商の成長と女性の結婚・相続 —近世アムステルダムにおける1701-1710年のワイン・コーパーの結婚契約から—」『東京国際大学論叢 経済学部編』36、2007年、23-41ページ
た行
高津秀之
- 「近世都市ケルンの政治的『対話(Kommunikation)』 —祝祭「森への行進(Holzfahrt)」を手がかりとして—」『比較都市史研究』22(2)、2003年12月、27-40ページ
- 「近世都市ケルンの政治的『紛争(Konflikt)』 —プロテスタント参事会員選出の問題をめぐって—」『西洋史論叢』(早稲田大学西洋史研究会)25、2003年12月、35-50ページ
- 「あるビール醸造人親子の裁判 —16世紀ケルンにおける仲間団体ガッフェルの変容—」『西洋史論叢』(早稲田大学西洋史研究会)28、2006年12月、171-180ページ
- 「近世都市ケルンにおける権力構造の変容と1608−1610年の都市騒擾 —『市制概要』とガッフェル条令を史料として—」『史観』156、2007年3月、39-55ページ
- 「近世都市ケルンにおける『学者が統治する共和政』の誕生」森原隆(編)『ヨーロッパ・エリート支配と政治文化』成文社、2010年3月、59-76ページ
高橋理
- 「ハンザ史学とザクセン太公ハインリヒ獅子公 —基本史料の再検討と刊行に至るまで—」『立正大学人文科学研究所年報』38、2001年3月、30-44ページ
- 「最後のオルデンブルク司教(12世紀中葉)ゲーロルトとその歴史的背景」『立正大学大学院紀要』18、2002年3月、39-52ページ
- 「フィンチャルの聖ゴドリクとその時代 —中世ヨーロッパにおける商業復活の解明に寄せて—」『立正史学』93、2003年3月、9-26ページ
- 「中世ドイツ都市における宗教機関の意義と役割 —ケルンとリューベックを比較して—」立正大学人文科学研究所(編)『都市論の現在』(人文研究叢書)文化書房博文社、2006年3月、153-177ページ
田北廣道
- 「中近世ヨーロッパの市場統合と制度」社会経済史学会(編)『社会経済史学の課題と展望』有斐閣、2002年8月、211-221ページ
- 「ドイツ中世都市『最古の悪臭防止文書』 —15世紀後半ケルン経済社会—」藤井美男・田北廣道(編著)『ヨーロッパ中世世界の動態像 —史料と理論の対話—』九州大学出版会、2004年3月、543-568ページ
田中史高
- 「アルベルトゥス・マグヌスの都市論 —アウクスブルクでの連続説教を中心に—」『聖学院大学総合研究所紀要』22、2002年2月、234-255ページ
- 「フィリップス・ファン・ライデンの『君主国家論』における都市観」『聖学院大学総合研究所紀要』27、2004年1月、323-347ページ
- 「14世紀後半ホラント伯領諸都市の『会合行動』(dagvaarten)」小倉欣一(編)『ヨーロッパの分化と統合 —国家・民族・社会の史的考察—』太陽出版、2004年3月、131-149ページ
- 「ハールレム都市法(1245年) 解説と翻訳」『日蘭学会会誌』30(1)、2005年10月、103-116ページ
- 「14・15世紀ドルドレヒト市政制度の発展と行政エリート」『比較法史研究』14、2006年3月、315-333ページ
- 「中世後期ライデンの都市行政制度」『聖学院大学総合研究所紀要』40、2007年、307-327ページ
- 「14〜16世紀初めのドルトレヒト市行政職就任規定と執政門閥」井内敏夫(編著)『ヨーロッパ史のなかのエリート —生成・機能・限界—』(早稲田大学総合研究機構ヨーロッパ文明史研究所叢書2)太陽出版、2007年3月、170-194ページ
- 「14・15世紀ライデン市の執政門閥 —貴族系主要家門の動向を中心に—」『日蘭学会会誌』32(1)、2007年12月、1-14ページ
- 「14世紀アムステルダムにおける市民的不動産占有 —都市行政官発給文書を手がかりとして—」森原隆(編)『ヨーロッパ・エリート支配と政治文化』成文社、2010年3月、149-166ページ
谷口幸男
- 「ベルゲン出土のルーン碑文」『大阪学院大学国際学論集』12(1)、2001年6月、53-73ページ
- 「ヴァイキング時代の女性像」『大阪学院大学国際学論集』14(2)、2003年12月、1-21ページ
谷澤毅
- 「中世後期ドイツにおけるワインの流通」『長崎県立大学論集』34(4)、2001年3月、147-174ページ
- 「近世初頭中部ドイツにおける精銅取引と商業都市 —マンスフェルト産銅を素材として—」『長崎県立大学論集』35(4)、2002年3月、317-341ページ
- 「ライプツィヒの通商網 —ドイツ・中欧における内陸商業の展開—」深沢克巳(編著)『国際商業』(近代ヨーロッパの探究9)ミネルヴァ書房、2002年5月、21-49ページ
- 「近世ヨーロッパ経済とオランダ —オランダ東インド進出の経済的背景—」『長崎県立大学論集』36(4)、2003年3月、331-352ページ
- 「ハンザ後期リューベック・ハンブルク間商業に関する一史料 —リューベック商人の申告証書の記録から—」『北欧史研究』20、2003年7月、39-51ページ
- 「ハンザ期リューベックにおけるリーフラント産品の取引」鈴木健夫(編)『ロシアとヨーロッパ —交差する歴史世界—』早稲田大学出版部、2004年3月、169-196ページ
- 「軍港都市の近代 —キールと佐世保:比較のための覚書—」『調査と研究』(長崎県立大学国際文化経済研究所)35(1)、2004年3月、167-183ページ
- 「ハンザ転換期におけるバルト海情勢と商業 —ハンザ・オランダ・デンマーク—」『長崎県立大学論集』38(4)、2005年3月、65-99ページ
- 「ハンザ後期のリューベックとバルト海地域」『市場史研究』25、2005年12月、73-88ページ
- 「中世後期・近世初頭におけるハンブルクの商業発達と大陸内商業」『長崎県立大学論集』39(4)、2006年3月、193-224ページ
- 「ハンザ期リューベック商業の諸相 —近年の研究成果から—」『長崎県立大学論集』40(4)、2007年3月、283-303ページ
- 「『ハンザ都市』ケルンの外交と商業 —イングランド商業をめぐって—」鈴木健夫(編)『地域間の歴史世界 —移動・衝突・融合—』(早稲田大学現代政治経済研究所研究叢書)早稲田大学出版部、2008年3月、3-31ページ
- 「近世ドイツ・中欧の大市」山田雅彦(編)『伝統ヨーロッパとその周辺の市場の歴史』(市場と流通の社会史1)清文堂、2010年12月、175-198ページ
玉木俊明
- 「ボルドー・アムステルダム・ハンブルクの貿易関係 —大西洋貿易の拡大とヨーロッパ大陸北部の商業—」『関西大学西洋史論叢』4、2001年9月、1-14ページ
- 「イギリスとオランダのバルト海・白海貿易 —ロシアとの関係を中心に—」深沢克巳(編著)『国際商業』(近代ヨーロッパの探究9)ミネルヴァ書房、2002年5月、289-316ページ
- 「18世紀ヨーロッパ商業におけるハンブルクの位置 —大西洋貿易の拡大との関係を中心に—」『関西大学西洋史論叢』5、2002年9月、20-34ページ
- 「Anglo-Dutch Trade with the Baltic and White Sea: 1671-1780」『京都マネジメント・レビュー』5、2004年8月、35-48ページ
- 「近世ヨーロッパ商業史・経済史に関する覚書 —オランダの事例を中心に—」『京都マネージメント・レビュー』7、2005年6月、43-65ページ
- 「近世におけるヨーロッパの経済発展とオランダの役割 —アムステルダム・ロンドン・ハンブルクの関係—」『京都マネジメント・レビュー』10、2006年12月、53~66ページ
- 「近世スウェーデン経済史概観」『京都マネジメント・レビュー』12、2007年12月、69~82ページ
- 「『情報の世界史』構築に向けて」『京都マネジメント・レビュー』13、2008年6月、1~17ページ
- 『北方ヨーロッパの商業と経済 —1550-1815年—』知泉書館、2008年10月
千葉敏之
- 「閉じられた辺境 —中世東方植民史の歴史と現在—」『現代史研究』49、2003年12月、1-23ページ
- 「幽閉と『政治的無害化』の作法 —『間』の歴史学から見た中世ポーランド—」『東欧史研究』30、2008年3月、3-19ページ
中條直樹、酒井智宏
- The First Novgorod Chronicle (New Edition): Word Index. The Society for the Study of Medieval Russia, Nagoya University. March 2001.
蝶野立彦
- 「近世ドイツにおける神学者の権力と《言説・メデイアの力》 —1562年の都市マクデブルクの紛争を手がかりに—」井内敏夫(編著)『ヨーロッパ史のなかのエリート —生成・機能・限界—』(早稲田大学総合研究機構ヨーロッパ文明史研究所叢書2)太陽出版、2007年3月、238-260ページ
千脇修
- 「中世の市場と貨幣使用に現われた権力の分化と統合 —いわゆる三位一体的構造を手がかりに—」小倉欣一(編)『ヨーロッパの分化と統合 —国家・民族・社会の史的考察—』太陽出版、2004年3月、101-130ページ
M・v・ティールホフ
- 玉木俊明、山本大丙(訳)『近世貿易の誕生 —オランダの「母なる貿易」—』知泉書館、2005年5月
富田知佐子
- 「ロシアにおける聖母崇拝について —“守護”と“癒し”の主題を中心に—」馬場恵二、三宅立、吉田正彦(編)『ヨーロッパ生と死の図像学』(明治大学人文科学研究所叢書)東洋書林、2004年3月、197-240ページ
富田矩正
- 「『移動する人々』と異文化の交錯 —中世中期ヨーロッパ北部にみる—」『駿台史学』114、2002年2月、33-50ページ
な行
中澤敦夫、吉田俊則
- 「『1649年会議法典』翻訳と注釈」
- (1)『富山大学人文学部紀要』43、2005年8月、121-159ページ
- (2)『富山大学人文学部紀要』45、2006年8月、175-220ページ
- (3)『富山大学人文学部紀要』46、2007年2月、175-222ページ
- (4)『富山大学人文学部紀要』49、2008年8月、239-297ページ
- (5)『富山大学人文学部紀要』50、2009年2月、189-212ページ
- (6)『富山大学人文学部紀要』52、2010年2月、213-251ページ
中堀博司
- 「中世後期ブルゴーニュ伯直営製塩所グランド=ソヌリの管理体制 —ブルゴーニュ公国形成との連関において—」『史学雑誌』110(8)、2001年8月、55-83ページ
- 「中世後期ブルゴーニュ公国南部における諸侯直轄領の管理 —サランの封=ラントをめぐって—」『法制史研究』53、2003年3月、1-46ページ
- 「中世後期両ブルゴーニュにおける巡回法廷 —ドル高等法院の機能をめぐって—」『関西大学西洋史論叢』8、2005年9月、15-34ページ
- 「14-15世紀ブルゴーニュ公国南部ブロックにおける行政ネットワーク —ディジョン会計院『覚書』第1巻断章—」『西洋史学論集』(九州西洋史学会)44、2006年12月、53-73ページ
永田陽一
- 「ネーデルラント国家形成におけるユトレヒト同盟の意義」『関西大学西洋史論叢』10、2007年9月、44-63ページ
中村仁志
- 「イヴァンゴロドの建設とロシアのバルト政策」『東西学術研究所紀要』(関西大学)36、2003年3月、71-89ページ
成川岳大
- 「汎ヨーロッパ的文脈よりみたクヌーズ聖王の教会政策 —ローマとの関係を中心に—」『クリオ』17、2003年5月、17-33ページ
- 「ニズの戦いとステンキル王朝の台頭 —1060年代スカンディナヴィア世界内における政治構造の変容と『中世的王国』形成をめぐって—」『北欧史研究』23、2006年7月、77-90ページ
日本古代ロシア研究会
- 「スズダリ年代記 訳注」
- (2)『古代ロシア研究』21、2003年5月、13-44ページ
- (3)『古代ロシア研究』22、2010年11月、13-37ページ
根本聡
- 「ストックホルムの成立と水上交通 —中世期メーラレン湖地方の商業関係—」『歴史学研究』756、2001年11月、56-67、76ページ
- 「スウェーデン鉄とストックホルム —鉱山業における国家と農民—」『ヨーロッパ文化史研究』6、2005年3月、75-92ページ
- 「海峡都市ストックホルムの成立と展開 —メーラレン湖とバルト海のあいだで—」歴史学研究会(編)『港町と海域世界』(シリーズ 港町の世界史1)青木書店、2005年12月、365-397ページ
- 「近世スウェーデン王国のステープル都市体系とストックホルムの首都過程」『市場史研究』27、2007年12月、33-55ページ
は行
P・バーク
- 河原温(訳)「アントウェルペン —比較史的展望の中のメトロポリス—」『人文学報』(首都大学東京/東京都立大学)385、2007年3月、39-97ページ
畑奈保美
- 「中世フランドルの代表制活動における農村地区 —14世紀末‐15世紀初頭のブルフス・フレイエを中心に—」『西洋史研究』新輯32、2003年11月、56-80ページ
- 「ブルゴーニュ時代フランドルのシャテルニー会計簿 —フランドルにおける自治体会計検査と会計簿:ブルフセ・フレイエを例として—」『ヨーロッパ文化史研究』7、2006年3月、161-182ページ
- 「ブルゴーニュ時代フランドルのシャテルニー統治 —14世紀末-15世紀中葉ブルフセ・フレイエ統治組織の人的構成—」『史学雑誌』116(9)、2007年9月、41-66ページ
- 「中世末期のフランドルにおけるドイツ・ハンザ問題 ―ブルゴーニュ時代フランドル四者会議の活動記録より―」『ヨーロッパ文化史研究』10、2009年3月、147-177ページ
- 「15世紀初期におけるフランドル都市ブルッヘの参審人団」『比較都市史研究』29(2)、2010年12月、33-45ページ
濱本真美
- 「1649年法典とリトアニア法典における異民族 —タタール人に関する条項を中心に—」『ロシア史研究』80、2007年5月、25-35ページ
林毅
- 「ドイツ中世都市ケルンの不動産法」『法学論集』(大阪経済法科大学法学会)50、2001年3月、117-150ページ
- 「問屋制度の歴史的意義」『阪大法学』51(3)、2001年9月、89-102ページ
- 「近世ケルン都市経済の概観」『比較都市史研究』20(2)、2001年12月、39-46ページ
- 「ドイツ中世都市ケルンにおけるツンフト闘争(Zunftkampf)」『阪大法学』52(5)、2003年1月、221-205ページ
- 『ドイツ都市制度史の新研究』敬文社、2003年11月
- 「ドイツ近世都市ケルンの刑法 —特に都市共同体の存立と機能を害する犯罪について—」『阪大法学』53(6)、2004年3月、211-235ページ
- 「ドイツ近世都市ケルンにおける犯罪と刑罰の現実 —特に都市共同体の存立と機能を害する犯罪の場合—」『阪大法学』56(1)、2006年5月、139-161ページ
- 「西洋における市民社会の伝統、及び民主主義=自治の伝統」『大阪経済法科大学法学研究所紀要』41、2007年3月、31-53ページ
- 『ドイツ中・近世都市と都市法』敬文堂、2007年7月
原征明
- 「ヴァイキングとアングロサクソンイングランド再考 —デーンロウ(Danelaw)地帯をめぐって—」
- (1)『東北学院大学論集 経済学』158、2005年3月、391-408ページ
C・J・ハルペリン
- 中村正己(訳)『ロシアとモンゴル —中世ロシアへのモンゴルの衝撃—』図書新聞、2008年3月
阪西紀子
- 「異教からキリスト教へ —北欧人の改宗を考える—」『一橋論叢』131(4)、2004年4月、110-121ページ
ヒースマン姿子
- 「ヴァイキング時代前夜のメーラル地域 —7-9世紀のガムラ・ウップサーラについて—」『情報文化研究』(名古屋大学・名古屋大学大学院)14、2001年3月、107-122ページ
J・A・ファン・ハウテ
- 中澤勝三(訳)「中世末期におけるアンヴェルス国際市場の誕生」
- (上)『人文社会論叢 社会科学篇』(弘前大学人文学部)6、2001年8月、79-95ページ
- (下)『人文社会論叢 社会科学篇』(弘前大学人文学部)7、2002年2月、103-117ページ
福嶋千穂
- 「『ブレスト教会合同(1595-96年)』の社会的背景 —近世ポーランド・リトアニア「共和国」におけるルテニアの正教会—」『史林』86(3)、2003年5月、86-121ページ
藤井和夫
- 「16、17世紀ポーランドにおける毛皮・肉牛貿易 —東欧における内陸交易ネットワークをめぐって—」『関学西洋史論集』26、2003年3月、3-10ページ
- 「内陸の交易路 —16-17世紀ポーランドにおける毛皮・肉牛取引から—」田中きく代、阿河雄二郎(編)『〈道〉と境界域 —森と海の社会史—』昭和堂、2007年3月、120-138ページ
藤井美男
- 「ブリュッセル毛織物工業史序説 —14-15世紀における生産構造の転換を中心に—」『経済学研究』(九州大学経済学会)67(4・5)、2001年5月、183-207ページ
- 「工業規約の史料論 —中世都市メヘレンとアトの事例—」藤井美男・田北廣道(編著)『ヨーロッパ中世世界の動態像 —史料と理論の対話—』九州大学出版会、2004年3月、211-233ページ
- 「メヘレンからアトへ何がもたらされたのか —エノー伯文書(1328年)に見る工業規約伝播の背景—」『経済学研究』(九州大学経済学会)70(4・5)、2004年4月、341-353ページ
- 「1467-68年次ブルゴーニュ公財政の支出見積étatに関する史料論的考察 —補論と続論—」『経済学研究』(九州大学経済学会)72(2・3)、2005年9月、45-66ページ
- 『ブルゴーニュ国家とブリュッセル —財政をめぐる形成期近代国家と中世都市—』(MINERVA西洋史ライブラリー)ミネルヴァ書房、2007年2月
- 「中世都市ブリュッセルの市政構造 —第三会派の形成と変容に至る過程—」『経済学研究』(九州大学経済学会)74(1)、2007年9月、57-93ページ
伏島正義
- 『アングロ=サクソン社会における奴隷の研究 —方法論的試み—』牧歌舎、2007年9月
舟橋倫子
- 「12世紀ゼーラントにおけるアフリヘム修道院所領をめぐる一考察」『史学』(三田史学会)76(1)、2007年6月、57-65ページ
H・ブラント
- 玉木俊明(訳)「ホラント・ブルゴーニュとブリュージュにおけるハンザのステープル政策 —1440−1500年頃—」『市場史研究』27、2007年12月、4-19ページ
A・フルヒュルスト
- 森本芳樹、藤本太美子、森貴子(訳)『中世都市の形成 —北西ヨーロッパ—』岩波書店、2001年4月
古谷大輔
- 「バルト海帝国とスコーネの『スウェーデン化』」『IDUN』15、2002年、275-296ページ
- 「スウェーデン歴史紀行」
- (1)「スコーネの記憶と『スウェーデン』」『歴史と地理』551、2002年2月、23-32ページ
- (2)「リユッツェン —グスタヴ・アードルフの記憶を辿る旅—」『歴史と地理』554、2002年5月、24-34ページ
- 「スウェーデン文化の歴史的前提」『人間科学研究』(神戸大学発達科学部人間科学研究センター)11(2)、2004年、159-170ページ
- 「近世スウェーデンにおける祖国概念 —『自由の時代』における宗教的言説を例に—」『IDUN』16、2004年、225-244ページ
- 「三十年戦争におけるスウェーデン王国の財政構造」『IDUN』17、2006年、241-258ページ
- 「北欧神話と北欧の間 —歴史学から見た北欧神話の再考—」『ユリイカ』39(12)、2007年10月、163-171ページ
- 「近世スウェーデンにおける帰属概念の展開 —ナショーンと祖国—」近藤和彦(編)『歴史的ヨーロッパの政治社会』山川出版社、2008年5月、74-110ページ
M・ペリー
- 栗生沢猛夫(訳)『スターリンとイヴァン雷帝 —スターリン時代のロシアにおけるイヴァン雷帝崇拝—』成文社、2009年3月
本間美奈
- 「宗教改革期アントウェルペンの印刷業をめぐる一考察 —プランタン印刷工房を事例に—」『文学研究論集(文学・史学・地理学)』(明治大学大学院文学研究科)20、2004年2月、129-148ページ
ま行
牧野正憲
- 「ヴァイキングの宗教観及び死生観」『関学西洋史論集』24、2001年3月、17-23ページ
- 「マルグレーテの指示書について」『IDUN』17、2006年、227-240ページ
松岡和人
- 「17世紀初頭におけるアムステルダム国際金融市場の発展について」『社会科学論集』(愛知教育大学)40・41、2003年3月、233-242ページ
松木栄三
- 「グリゴーリ・カルポヴィチ・コトシーヒン『アレクセイ・ミハイロヴィチ帝治下のロシアについて』 —試訳と註—」
- (8)『人文論集』(静岡大学人文学部)52(1)、2001年7月、109-141ページ
- (9)『人文論集』(静岡大学人文学部)53(1)、2002年7月、57-95ページ
- 『ロシア中世都市の政治世界 —都市国家ノヴゴロドの群像—』彩流社、2002年12月
- (編訳)『ピョートル前夜のロシア —亡命ロシア外交官コトシーヒンの手記—』彩流社、2003年3月
- 「ノヴゴロド裁判法 —試訳と注釈—」『中世ロシアの法と社会』(21世紀COEプログラム「スラブ・ユーラシア学の構築」研究報告集24)北海道大学スラブ研究センター、2008年3月、65-118ページ
松本涼
- 「13世紀アイスランドにおける平和維持 —ノルウェー王権受容に関する一考察—」『史林』91(4)、2008年7月、72-105ページ
- 「13世紀アイスランド農民の支配の構図と王権受容 —貢税プロセスの分析より—」『北欧史研究』26、2009年9月、1-14ページ
- 「中世アイスランドと北大西洋の流通」山田雅彦(編)『伝統ヨーロッパとその周辺の市場の歴史』(市場と流通の社会史1)清文堂、2010年12月、69-93ページ
三浦清美
- 「中世ロシアの『舵の書』について —ロシアと西欧の法文化の比較研究—」『ロシア史研究』80、2007年5月、14-24ページ
三浦弘万
- 「ヨーロッパ中世初期ハイタビューにおける農業・手工業・交易の発達と定住の形成」『創価大学人文論集』19、2007年3月、1-66ページ
K・A・ミハイロフ
- 今村栄一(訳)「プラクンのスカンディナヴィア様式墳墓 —クロノロジーとトポグラフィーについての覚え書—」『環バルト海研究会第3回現地調査報告書(2002年8月12日-8月31日)』(SIS/GSHI Discussion Paper No. 02-3)名古屋大学情報文化学部、2003年2月、17-24ページ
宮坂康寿
- 「14世紀ケルン大司教領におけるアムトの質入れと領域政策」『史林』85(4)、2002年7月、110-140ページ
宮野裕
- 「中世ノヴゴロド国の安全保障体制 —В・Л・ヤーニンの近著『ノヴゴロドとリトアニア』に寄せて—」『西洋史論集』(北海道大学)4、2001年3月、30-42ページ
- 「中世ロシアにおける『七千年終末論争』と『異端化』 —『ノヴゴロド異端』との関連で—」『歴史学研究』773、2003年3月、19-35ページ
- 「Т・И・パシコヴァ『16世紀前半のロシア国家における地方支配:代官と郷司』」『スラヴ研究』50、2003年5月、343-349ページ
- 「ヨシフ・ヴォロツキーの『ノヴゴロドの異端者』像 —中世ロシアの異端論駁書『啓蒙者』簡素編集版を中心に—」『西洋史学』212、2004年3月、44-61ページ
- 「15世紀末のロシア正教会における正統と異端 —『ノヴゴロドの異端者』を中心に—」『史学雑誌』113(4)、2004年4月、1-34ページ
- 「イヴァン三世時代のモスクワ国家における宮廷問題と『異端者』」『ロシア史研究』75、2004年11月、21-39ページ
- 「15世紀のロシアにおける修道制批判とヨシフ・ヴォロツキーによるその処理方法」『西洋史論集』(北海道大学)8、2005年3月、1-24ページ
- 「『新出の異端に関する物語』覚書 —15世紀末のヨシフ・ヴォロツキーと府主教ゾシマとの論争の考察の前提として—」『西洋史論集』(北海道大学)9、2006年3月、62-91ページ
- 「イヴァン3世の1497年法典における多文化性 —『刑事条項』を中心に—」『ロシア史研究』80、2007年5月、4-13ページ
- 「15世紀前半のモスクワにおける大公裁判権の回復 —『殺人に関する覚書』を中心に—」『中世ロシアの法と社会』(21世紀COEプログラム「スラブ・ユーラシア学の構築」研究報告集24)北海道大学スラブ研究センター、2008年3月、25-46ページ
- 「15世紀におけるモスクワ教会の独立とその正当化作業 —フェラーラ・フィレンツェ公会議観の変化を中心に—」『西洋史論集』(北海道大学)11、2008年7月、60-90ページ
- 「ヤロスラフ賢公の教会規定 —解説と試訳・訳注—」『北方人文研究』2、2009年3月、81-100ページ
- 『「ノヴゴロドの異端者」事件の研究 —ロシア統一国家の形成と「正統と異端」の相克—』風行社、2009年8月
- 「中世末ロシアにおけるカトリックの受容と排除 —ノヴゴロド大主教ゲンナージーの文学サークルを中心に—」深沢克己(編)『ユーラシア諸宗教の関係史論 —他者の受容、他者の排除—』勉誠出版、2010年11月、235-260ページ
L・ミュラー
- 玉木俊明(訳)「18世紀ストックホルム商人の社会 —競争関係と協力関係の渦中の外国人とスウェーデン人—」『関西大学西洋史論叢』7、2004年9月、74-86ページ
- 玉木俊明、根本聡、入江幸二(訳)『近世スウェーデンの貿易と商人』嵯峨野書院、2006年3月
諸星和夫
- 「英露交渉史研究ノート —リチャード・チャンセラー2度目の航海—」『語研フォーラム』15、2001年10月、109-123ページ
- 「ツァーリの国を抜けて —イギリス人による東方商業ルート探索の起源について—」『語研フォーラム』17、2002年10月、95-115ページ
- 「Якоб Ульфельдт, Путешествие в Россию. М., 2002.」『語研フォーラム』19、2003年10月、107-116ページ
- 「座標軸としてのリヴォニア —15-16世紀におけるロシアの対リヴォニア戦略について—」『語研フォーラム』20、2004年3月、83-105ページ
- 「リチャード・チャンセラー二度目の航海 —英露交渉史研究ノート—」鈴木健夫(編)『ロシアとヨーロッパ —交差する歴史世界—』早稲田大学出版部、2004年3月、197-213ページ
や行-わ行
В・Л・ヤーニン
- 松木栄三、三浦清美(訳)『白樺の手紙を送りました —ロシア中世都市の歴史と日常生活—』山川出版社、2001年5月
山崎彰
- 「近世ブランデンブルクにおける『官職=領主貴族』の成立」
- (1)『山形大学歴史・地理・人類学論集』2、2001年3月、9-44ページ
- (2)『山形大学歴史・地理・人類学論集』3、2002年3月、1-36ページ
- (3・完)『山形大学歴史・地理・人類学論集』4、2003年3月、25-76ページ
- 『ドイツ近世的権力と土地貴族』未來社、2005年1月
- 「近世東部ドイツ村落史論覚書 —ブランデンブルクの場合に即して—」『山形大学歴史・地理・人類学論集』7、2006年3月、19-32ページ
山田雅彦
- 『中世フランドル都市の生成 —在地社会と商品流通—』(MINERVA西洋史ライブラリー)ミネルヴァ書房、2001年5月
- 「中世ヨーロッパの地域・市場・暴力 —フランドル伯領の諸地域経済圏を中心に—」『歴史科学』(大阪歴史科学協議会)168、2002年4月、17-28ページ
- 「中世フランドル南部におけるワイン・ステープルの歴史的意味 —13世紀サントメールの都市条例を素材として—」加藤哲実(編)『市場の法文化』(法文化(歴史・比較・情報)叢書2)国際書院、2003年2月、39-62ページ
- 「中世北フランスにおける都市付属領域の形成 —アラスの事例を中心に—」『文学部論叢』(熊本大学文学会)78、2003年3月、11-42ページ
- 「13世紀後半サン・トメールのバポーム通過税免除特権をめぐる一考察 —ある例外の背景とその波紋—」藤井美男・田北廣道(編著)『ヨーロッパ中世世界の動態像 —史料と理論の対話—』九州大学出版会、2004年3月、475-496ページ
- 『伝統ヨーロッパとその周辺の市場の歴史』(市場と流通の社会史1)清文堂、2010年12月
- 「カロリング朝フランク帝国の市場と流通 —統一王国の時代を中心に—」山田雅彦(編)『伝統ヨーロッパとその周辺の市場の歴史』(市場と流通の社会史1)清文堂、2010年12月、15-44ページ
山舘順
- 「ハンザ史学の生成 —ラッペンベルクとシュレーツァー—」『理想』670、2003年3月、44-54ページ
- 「ハンザ史家ラッペンベルクとその時代」『育英工業高等専門学校研究紀要』29、2003年、1-14ページ
- 「都市グリュックシュタットの建設」『育英工業高等専門学校研究紀要』30、2004年、7-19ページ
山本大丙
- 「貿易ルートの統合 —17世紀初頭のオランダ・バルト海貿易—」小倉欣一(編)『ヨーロッパの分化と統合 —国家・民族・社会の史的考察—』太陽出版、2004年3月、177-201ページ
- 「商人と『母なる貿易』 —17世紀初頭のアムステルダム商人—」『史観』152、2005年3月、52-73ページ
- 「もうひとつの『宗教改革急進派』 —『愛の家』と人文主義エリート—」森原隆(編)『ヨーロッパ・エリート支配と政治文化』成文社、2010年3月、225-241ページ
K・ヨルダン
- 瀬原義生(訳)『ザクセン大公ハインリヒ獅子公 —中世北ドイツの覇者—』(MINERVA西洋史ライブラリー)ミネルヴァ書房、2004年1月
M・G・ラーション
- 荒川明久(訳)『悲劇のヴァイキング遠征 —東方探検家イングヴァールの足跡 1036-1041—』新宿書房、2004年12月
- 荒川明久(訳)『ヴァリャーギ —ビザンツの北欧人親衛隊—』国際語学社、2008年7月
G・ラントヴェーア
- 稲元格(訳)「16-19世紀のリューベック法における法実務と法律学 —我が師ヴィルヘルム・エーベル(1908年6月7日-1980年6月22日)を回想しつつ—」『近畿大学法学』48(3・4)、2001年3月、120-216ページ
H・リュック
- 稲元格(訳)「従って東欧ではドイツ人にとっていかなる未知の土地もない」『近畿大学法学』58(1)、2010年6月、45-93ページ
S・C・ローウェル
- 西辻郁世(訳)「祈りは聞き届けられたのか —15世紀リトアニアとポーランドの聖人崇拝—」大津留厚(編)『中央ヨーロッパの可能性 —揺れ動くその歴史と社会—』昭和堂、2006年2月、285-318ページ