2003-04-26

邦文文献目録(1991年-2000年)

ハンザ史およびバルト海・北海沿岸の国・地域の歴史に関する邦文文献のうち、1991年-2000年のものを著者の五十音順に掲載してあります。書誌データの間違いや、誤字脱字、掲載されていない文献の情報などがありましたら、サイト管理人までお知らせ下さい。

あ行

淺野明
  • 「16世紀後半モスクワ国家の西方進出 —リヴォニア戦争前夜のロシアとスウェーデン—」佐藤伊久雄(編)『ヨーロッパにおける統合的諸権力の構造と展開』創文社、1994年2月、795-880ページ
  • 「スモレンスク戦争(1632-34年)とロシアの軍隊」『ロシア史研究』66、2000年4月、4-14ページ
阿部謹也
  • 『ドイツ中世後期の世界』(阿部謹也著作集10)筑摩書房、2000年9月
荒木勝
  • 「『匿名のガル年代記』における、王と祖国と国家(レックス・パトリア・レスプブリカ) —年代記に関する文献学的研究を踏まえて—」『岡山法学会雑誌』49(1)、1999年12月、41-74ページ
Ch・イグネ
  • 宮島直機(訳)『ドイツ植民と東欧世界の形成』彩流社、1997年5月
石井晋良
  • 「ヨーロッパ中世都市の形成過程 —『北欧型』都市と『南欧型』都市—」『函大商学論究』25(2)、1992年3月、123-153ページ
板垣晴朗
  • 「イングランド商人のプロイセン進出とハンザ都市リューベック」『ヨーロッパ研究』2、1998年9月、273-298ページ
市原宏一
  • 「中世前期北西スラヴ人の定住形態と社会構成 —エルベ・オーデル=ナイセ間防備定住遺跡を中心として」『社会経済史学』57(1)、1991年5月、27-56ページ
  • 「12世紀中葉から13世紀エルベ以西ポンメルンにおけるスラヴ人村落保有者について」『大分大学経済論集』43(6)、1992年2月、16-43ページ
  • 「中部ポンメルンにおける防備定住」『大分大学経済論集』45(4・5)、1994年1月、29-48ページ
  • 「前ドイツ植民期メクレンブルク東部のスラヴ人拠点について」『大分大学経済論集』47(5)、1996年2月、31-58ページ
  • 「南部バルト海沿岸西ポンメルンのスラヴ人交易定住」『大分大学経済論集』49(2)、1997年7月、1-27ページ
  • 「バルト海南岸の交易地 —近年の発掘成果から—」『環バルト海研究会第1回現地調査報告書』(SIS/GSHI Discussion Paper No. 99-1)名古屋大学情報文化学部、1999年5月、10-20ページ
  • 「中世前期バルト海南岸における交易と定住ネットワーク —北西スラヴ社会における交易地の意義について—」田北廣道(編著)『中・近世における社会統合の諸相』九州大学出版会、2000年2月、3-32ページ
  • 「バルト南岸西スラヴ人の前国家的社会構造 —エルベ・オーデル間東部の神殿防備定住地の分析から—」『新しい歴史学のために』241、2000年、1-15ページ
伊藤宏二
  • 「近世ドイツ帝国におけるスウェーデン国王の法的地位 —ヴェストファーレン条約に基づく帝国レーエン授与を中心に—」『ヨーロッパ文化史研究』1、2000年3月、21-67ページ
伊東秀征
  • 『近世イギリス東方進出史の研究』葦書房、1992年6月
稲元格
  • 「『リューベック法』研究のための一つの覚書」『近畿大学法学』38(1・2・3・4)、1991年3月、91-123ページ
  • 「19・20世紀におけるリューベック不動産法研究の展開」『近畿大学法学』39(1・2)、1991年11月、53-132ページ
  • 「中世都市リューベックの法典類における不動産関係条文とその特徴」
    • (1)『近畿大学法学』39(3・4)、1992年3月、1-64ページ
    • (2)『近畿大学法学』40(1)、1992年7月、1-53ページ
    • (3)『近畿大学法学』40(2)、1992年12月、1-109ページ
    • (完)『近畿大学法学』40(3・4)、1993年3月、83-201ページ
  • 「中世都市リューベックの周辺地域の法慣習について」『阪大法学』42(2・3下)、1992年11月、339-417ページ
  • 「『キール法典』仮訳」
    • (上)『近畿大学法学』41(1・2)、1993年12月、352-318ページ
    • (下)『近畿大学法学』41(3・4)、1994年3月、88-57ページ
  • 「ノイミュンスター教区慣行における不動産法」佐藤篤士先生還暦記念論文集刊行委員会 (編)『歴史における法の諸相』敬文堂、1994年3月、177-194ページ
  • 「リューベック市参事会裁判とその判決」佐藤篤士、林毅(編著)『司法への民衆参加 —西洋における歴史的展開—』敬文堂、1996年2月、75-96ページ
  • 『ドイツ中世都市「私」法の実証的研究 —中世リューベック法の不動産法的な分析—』敬文堂、1996年10月
  • 「リューベック市参事会判決録におけるEigentum, Besitz, Were」『近畿大学法学』44(1)、1996年10月、1-51ページ
  • 「中世マグデブルクの参審人裁判所」『近畿大学法学』45(3・4)、1998年3月、59-82ページ
  • 「中世マグデブルクにおける市参事会と参審人団について」『阪大法学』49(3・4)、1999年11月、231-250ページ
井上光子
  • 「18世紀デンマーク商業史における『繁栄期』について —貿易統計史料『ズンド海峡通行税台帳』からの一分析—」『人文論究』(関西学院大学人文学会)48(1)、1998年5月、137-148ページ
  • 「近世デンマーク史と『ズンド海峡通行税』」『関学西洋史論集』23、2000年2月、35-44ページ
井内敏夫
  • 「ジェチポスポリタ、あるいはポーランドにおける共和主義の伝統について」『史観』124、1991年3月、46-62ページ
  • 「1253年のポズナン市のロカーツィア —その事業過程と空間的構造を中心にして—」『ロシア・東欧の歴史と文化』(研究シリーズ29)早稲田大学社会科学研究所、1991年9月、105-125ページ
  • 「ポーランド史における三つの自由」仲手川良雄(編著)『ヨーロッパ的自由の歴史』南窓社、1992年2月、259-283ページ
  • 「13世紀ポーランドの都市改革と『ドイツ法』 —1253年のポズナンの『建設』特許状を中心として—」山本俊朗(編)『スラヴ世界とその周辺 —歴史論集—』ナウカ、1992年11月、227-264ページ
  • 「シュラフタ共和政とポーランドのお国柄」原暉之・和田春樹・家田修・松里公孝(編)『スラブの歴史』(講座 スラブの世界3)弘文堂、1995年7月、99-125ページ
  • 「ヤギェヴォ家時代のポーランドにおける国王選挙とシュラフタ」阪東宏(編著)『ポーランド史論集』三省堂、1996年12月、119-157ページ
  • 「初期中世ポーランドの貢租『ナジャズ』について」中山昭吉・松川克彦(編)『ヨーロッパ史研究の新地平 —ポーランドからのまなざし—』昭和堂、2000年2月、2-25ページ
今村栄一
  • 「キエフ=ルーシの『辺境』における『公』のあり方」『古代ロシア研究』20、2000年5月、63-94ページ
入江幸二
  • 「スウェーデンの強国時代(1611-1718年) —国制の分析を中心に—」『史泉』80、1994年9月、39-55ページ
  • 「17世紀中葉スウェーデンにおける財政問題 —四分の一回収政策決定をめぐって—」富澤霊岸先生古稀記念会(編)『関大西洋史論集 富澤霊岸先生古稀記念』1996年3月、373-391ページ
  • 「絶対王政期スウェーデンの王権理念 —1693年主権宣言とその思想的背景—」『北欧史研究』16、1999年6月、35-48ページ
  • 「『バルト海帝国』におけるエストランド —王領地回収政策と貴族特権—」『関西大学西洋史論叢』3、2000年9月、20-34ページ
F・イルジーグラー、A・ラゾッタ
  • 藤代幸一(訳)『中世のアウトサイダーたち』白水社、1992年5月
岩倉依子
  • 「16世紀リューベックにおける学校と教会」『比較都市史研究』13(2)、1994年12月、13-27ページ
岩波敦子
  • 「ユダヤ人団体のトポグラフィー —ケルン市を事例として—」『史学』(三田史学会)61(3・4)、1992年3月、151-176ページ
G・ヴェルナツキー
  • 松木栄三(訳)『東西ロシアの黎明 —モスクワ公国とリトアニア公国—』風行社、1999年11月
魚住昌良
  • 「中世都市ケルンの地誌断章 —メルカトールの市街図から知り得ること—」比較都市史研究会(編)『都市と共同体』(上)名著出版、1991年8月、139-152ページ
W・エーベル
  • 稲元格(訳)「バルト海地域におけるリューベック法」『近畿大学法学』48(1)、2000年9月、164-208ページ
小川明
  • 「北方ルネサンスの造形表現とフランドルの羊毛工業」『上武大学商学部紀要』8(2)、1997年3月、49-71ページ
奥西孝至
  • 「15世紀低地地方における穀物流通と価格変動」『国民経済雑誌』167(1)、1993年1月、101-112ページ
  • 「15世紀末期ヘントにおける『穀物市場』と『市場価格』」『国民経済雑誌』168(3)、1993年9月、103-127ページ
  • 「15世紀ヘントにおける都市の穀物市場とホスピタール」関西中世史研究会(編)『西洋中世の秩序と多元性』法律文化社、1994年5月、311-333ページ
  • 「ベルギーにおける中世価格史研究の動向」『国民経済雑誌』171(3)、1995年3月、99-125ページ
  • 「中世末期フランデレンにおける穀物供給」『国民経済雑誌』175(4)、1997年4月、45-63ページ
  • 「15世紀イーペルの穀物価格変動」『国民経済雑誌』180(4)、1999年10月、91-107ページ
  • 「15世紀フランデレンの穀物流通とその構造」田北廣道(編著)『中・近世における社会統合の諸相』九州大学出版会、2000年2月、247-286ページ
奥村優子
  • 「中世初期ライン地域における交易とフリーセン商人」『史観』134、1996年3月、64-77ページ
小澤実
  • 「『後期ヴァイキング時代』研究史におけるクヌートの位置と展望」『クリオ』12、1998年5月、45-54ページ
愛宕出
  • 「ケルンの中世教会堂建築 —平信徒空間の視点から—」
    • (1)『人文論叢』(京都女子大学人文学会)48、2000年1月、45-66ページ
小野寺利行
  • 「中世ノヴゴロドにおける『外人裁判』の変遷とハンザ商館の衰退」『駿台史学』101、1997年10月、21-44ページ
  • 「13世紀ノヴゴロドの対ハンザ通商政策 —西ドヴィナ川流域地方との比較において—」『ロシア史研究』64、1999年4月、53-60ページ
  • 「ハンザ同盟」木村靖二(編)『ドイツの歴史 —新ヨーロッパ中心国の軌跡—』(有斐閣アルマ)有斐閣、2000年4月、33-38ページ
  • 「12世紀末-13世紀後半ノヴゴロドの対ハンザ通商条約 —『基本条約』の成立年代をめぐって—」『比較都市史研究』19(1)、2000年6月、19-31ページ

か行

加賀美雅弘
  • 「景観にみる東ヨーロッパのドイツ中世植民」『東京学芸大学紀要 社会科学』42、1991年1月、61-70ページ
影山久人
  • 「ハンザ経済史に関する覚え書き」『COSMICA』20、1991年3月、178-185ページ
  • 「ドイツ中世都市論ノート —ドイツ都市前史—」
    • (1)『研究論叢』(京都外国語大学)39、1992年9月、456-462ページ
    • (2)『研究論叢』(京都外国語大学)42、1993年3月、256-265ページ
  • 「盛時ドイツ・ハンザ都市についての覚え書き」『研究論叢』(京都外国語大学)41、1993年9月、609-617ページ
  • 「ドイツハンザ都市の人口と社会構造についての覚え書き」『研究論叢』(京都外国語大学)43、1994年9月、402-408ページ
  • 「盛時のドイツ・ハンザ商人について」『研究論叢』(京都外国語大学)45、1995年9月、503-510ページ
  • 「盛時ドイツ・ハンザ都市での二、三の経済時系列について」『Problemata mundi』6、1997年3月、70-79ページ
  • 「盛時ドイツ・ハンザの船舶について」『研究論叢』(京都外国語大学)49、1997年9月、474-482ページ
  • 「ドイツ・ハンザの信用取引に関するノート」『研究論叢』(京都外国語大学)50、1998年3月、409-415ページ
  • 「中世末期ドイツ・ハンザ都市での手工業について」『Problemata mundi』7、1998年3月、71-83ページ
  • 「盛期ハンザ(ヴェンド)都市の人口構造の一斑」『COSMICA』28、 1999年3月、131-137ページ
柏倉知秀
  • 「リーフラント十字軍における十字軍特権」『北欧史研究』15、1998年5月、28-40ページ
  • 「中世リーフラント・ロシア間の内陸交易 —13世紀末・14世紀初頭のハンザ都市リーガを中心に—」『立正史学』86、1999年9月、47-64ページ
  • 「中世リーフラントの『そりの道』 —13・14世紀のハンザ都市リーガと冬季商業—」『立正大学大学院年報』17、2000年3月、195-204ページ
  • 「コッゲ・ホルク・クラヴェール —中世ハンザの船舶と海運—」『立正西洋史』16、2000年6月、21-40ページ
片平宣秀
  • 「15世紀ドイツ・ハンザの造船技術と海運の構造変化 —クラヴェール船の導入とその背景—」『クリオ』12、1998年5月、15-28ページ
角谷英則
  • 「ヴァイキング時代の出土貨幣」『情報文化研究』(名古屋大学・名古屋大学大学院)2、1995年10月、73-87ページ
  • 「中世初期スウェーデン社会の一局面 —ヘリエーの遺跡群をめぐる諸問題—」『史林』80(5)、1997年9月、139-158ページ
  • 「北から見たスラヴの商業集落」『環バルト海研究会第1回現地調査報告書』(SIS/GSHI Discussion Paper No. 99-1)名古屋大学情報文化学部、1999年5月、42-44ページ
川口博
  • 「ブラバントの『即位大典』(1356) —試訳と注解—」『京都女子大学人文論叢』41、1993年1月、75-105ページ
  • 『身分制国家とネーデルランドの反乱』彩流社、1995年1月
河原温
  • 「中世都市の子供観 —フランドル都市ヘントの孤児後見制度を中心に—」比較都市史研究会(編)『都市と共同体』(上)名著出版、1991年8月、71-90ページ
  • 「中世ネーデルランドの兄弟団について」『日蘭学会会誌』22(1)、1997年10月、69-83ページ
  • 「中世後期フランドル都市史研究の動向」『比較都市史研究』18(1)、1999年6月、49-65ページ
北嶋繁雄
  • 「ハインリヒ獅子公の失脚(1180年)をめぐって —国勢史的転期か—」
    • (1)『愛知大学文学論叢』121、2000年2月、51-76ページ
    • (2)『愛知大学文学論叢』122、2000年7月、21-48ページ
北島寛之
  • 「中世後期ケルンにおけるガッフェル体制」
    • (1)『大学院研究年報 文学研究科篇』(中央大学大学院)27、1998年2月、85-97ページ
    • (2)『大学院研究年報 文学研究科篇』(中央大学大学院)28、1999年2月、79-90ページ
清原瑞彦
  • 「ルーン碑文によるスウェーデンとanklantiとの交渉について —ウップランド地方を中心に—」『北海道東海大学紀要 人文社会科学系』4、1992年3月、67-80ページ
  • 「ルーン碑文によるスウェーデンと海外との交渉について —ウップランド地方を中心に—」
    • (1)『Journal of Baltic and Scandinavian Studies』2、1993年3月、15-39ページ
    • (2)『Journal of Baltic and Scandinavian Studies』3、1994年3月、33-68ページ
熊野聰
  • 「発展段階と奴隷制 —北欧の奴隷制—」『歴史評論』504、1992年4月、22-41ページ
  • 「初期アイスランド社会における土地所有の『法的』根拠 —『ランドナーマ・ボーク』考—」『歴史学研究』632、1992年5月、1-14ページ
  • 『サガから歴史へ —社会形成とその物語—』東海大学出版会、1994年8月
  • 「南からの視点」『環バルト海研究会第1回現地調査報告書』(SIS/GSHI Discussion Paper No. 99-1)名古屋大学情報文化学部、1999年5月、3-9ページ
  • 「ヴァイキング『商人』と地域の創出」佐藤次高、岸本美緒(編)『市場の地域史』(地域の世界史9)山川出版社、1999年6月、290-325ページ
H・クラインシュミット
  • 田中史高(訳)「ヨーロッパ中世の社会理論と「ブルジョワジー」 ―史料の概観と問題点の整理―」『西洋史論叢』(早稲田大学西洋史研究会)19、1997年12月、27-39ページ
A・Я・グレーヴィッチ
  • 熊野聰(訳)「ノルウェー自由農民再訪」『歴史評論』498、1991年10月、51-62ページ
桑野聡
  • 「12世紀貴族の家系意識の形成について —ヴェルフェン家の北ドイツ国家建設を例に—」『東海史学』26、1992年3月、68-86ページ
  • “Historia Welforum”の成立に関する諸問題 —ヴェルフェンとヴァインガルテン修道院—」『東海史学』28、1994年3月、29-52ページ
  • 「ハインリヒ獅子公の都市シュヴェリン建設 —12世紀の領域支配政策における都市の役割に関する一考察—」『比較都市史研究』13(1)、1994年6月、31-61ページ
  • 「ザクセンにおけるヴェルフェンの家系意識の形成 —家系記述と政治状況の関連性に関する一考察—」『西洋史学』179、1995年12月、19-34ページ
  • 「ヨーロッパ中世貴族史研究の一動向 —ハインリヒ獅子公没後800年記念展に寄せて—」『東海史学』30、1996年3月、33-47ページ
  • 「1165年のシュタウファー=アンジュー二重婚姻協定 —ヴェルフェン=アンジュー同盟成立の背景—」『紀要』(郡山女子大学)33、1997年3月、71-90ページ
  • 「ヴェルフェン=ツェーリンガー同盟の成立と崩壊(1147/8-1162)」『東海史学』34、2000年3月、33-60ページ

さ行

酒井昌美
  • 「三十年戦争と国際関係的視角 —オーストリー・ファルツ・スペイン・蘭・英・仏・スウェーデン等を主として—」
    • (下・3)『帝京経済学研究』25(1)、1991年12月、95-109ページ
    • (下・4)『帝京経済学研究』26(1)、1992年12月、351-370ページ
  • 「対デンマーク戦争とリューベック財政 —研究ノート—」『帝京史学』6、1991年2月、155-167ページ
  • 「フス戦争前におけるベーメンの貿易関係 —14世紀・15世紀初頭—」『帝京史学』7、1992年2月、245-270ページ
  • 「局地間商業・六都市同盟 —ゲルリッツ市をめぐる研究ノート—」『帝京史学』8、1993年1月、259-301ページ
  • 「フス戦争後の社会経済的状況 —(ベーメンに関する)若干のノート—」『帝京経済学研究』26(2)、1993年3月、1-16ページ
  • 「フス派イデオロギー研究小論 —C・ウェルシュの論文について—」『帝京経済学研究』27(1)、1993年12月、113-130ページ
  • 「フス戦争期ベーメンの都市等族身分の成立」『帝京経済学研究』27(2)、1994年3月、1-17ページ
  • 「東方植民運動とクラカウ・レムベルク —15世紀における黒海沿岸ジェノワ植民都市との連繋—」『帝京経済学研究』31(2)、1998年3月、17-43ページ
桜田美津夫
  • 「オランダ共和国における宗教的自由について」仲手川良雄(編著)『ヨーロッパ的自由の歴史』南窓社、1992年2月、166-191ページ
佐々木克巳
  • 「1074年春 —ケルン事件—」
    • (上)『成蹊大学経済学部論集』26(1・2)、1996年2月、83-94ページ
    • (中)『成蹊大学経済学部論集』27(2)、1997年3月、1-11ページ
  • 「フーゴー・シュテーケムパー『ケルン都市自治体の成立について』を読む」『成蹊大学経済学部論集』27(1)、1996年10月、233-250ページ
  • 「『1074年ケルン事件』文献考」『成蹊大学経済学部論集』27(2)、1997年3月、178-186ページ
  • 「1106年のコンユーラーディオー?」
    • 『成蹊大学経済学部論集』28(2)、1998年3月、68-96ページ
    • (続)『成蹊大学経済学部論集』29(1)、1998年10月、113-124ページ
佐藤専次
  • 「アルペルト・フォン・メッセとティールの商人ギルド」関西中世史研究会(編)『西洋中世の秩序と多元性』法律文化社、1994年5月、215-230ページ
佐藤弘幸
  • 「イギリス毛織物工業の展開とネーデルラント」
    • (1)『東京外国語大学論集』47、1993年11月、163-184ページ
    • (2)『東京外国語大学論集』48、1994年3月、249-269ページ
    • (3)『東京外国語大学論集』49、1994年11月、105-125ページ
    • (4)『東京外国語大学論集』50、1995年3月、13-34ページ
  • 「フランドル毛織物工業史序論」東京外国語大学百周年記念論文集編集委員会(編)『東京外国語大学百周年記念論文集』東京外国語大学、1999年11月、349-387ページ
斯波照雄
  • 「ハンブルクにおける1376年の市民抗争について」『三田学会雑誌』84(2)、1991年7月、241-255ページ
  • 「ハンザ商人考」渡辺国広(編)『経済史讚'92』慶應通信、1992年1月、66-80ページ
  • 「14世紀末から15世紀初頭のハンザ都市における市民抗争」『明海大学不動産学部論集』1、1993年3月、24-40ページ
  • 「14・15世紀ハンザ都市における市民抗争の社会経済的背景」『明海大学不動産学部論集』3、1995年3月、55-69ページ
  • 「中世末期のハンザ商人像の検討」『北陸史学』44、1995年11月、54-70ページ
  • 「イギリスおよび我国における都市史研究の動向と現状」『明海大学不動産学部論集』4、1996年3月、54-61ページ
  • 「中世都市の市民抗争 —北ドイツ・ハンザ都市の事例—」寺尾誠(編著)『都市と文明』ミネルヴァ書房、1996年3月、282-303ページ
  • 『中世ハンザ都市の研究 —ドイツ中世都市の社会構造と商業—』勁草書房、1997年3月
  • 「15世紀におけるハンザの動向について —ハンザ商業と都市経済事情—」『商学論纂』(中央大学商学研究会)40(1・2)、1998年12月、37-60ページ
  • 「中世末期ブラウンシュヴァイクの『領域政策』について」『商学論纂』(中央大学商学研究会)40(3・4)、1999年3月、365-391ページ
  • 「中世ハンザ都市における『領域政策』 —その開始と展開—」中村勝巳(編)『歴史のなかの現代 —西洋・アジア・日本—』ミネルヴァ書房、1999年5月、3-24ページ
  • 「中世末期ハンブルクの『領域政策』と商業」『商学論纂』(中央大学商学研究会)41(6)、2000年3月、153-176ページ
杉浦未樹
  • 「17世紀におけるアムステルダムの移入民の出身地域と職業参入 —婚姻登録簿の分析を中心に—」『土地制度史学』168、2000年7月、50-61ページ
瀬原義生
  • 『ヨーロッパ中世都市の起源』未來社、1993年4月
  • 「ドイツ中世都市の東漸過程」
    • (上)『京都橘女子大学研究紀要』23、1996年12月、51-86ページ
    • (下)『京都橘女子大学研究紀要』24、1997年12月、140-185ページ
  • 『ドイツ中世都市の歴史的展開』未來社、1998年2月

た行

高木正道
  • 「中世末期メクレンブルクにおける同職組合、ギルド、兄弟団」
    • (1)『静岡大学法経研究』39(4)、1991年2月、152-178ページ
    • (2)『静岡大学法経研究』41(3)、1992年11月、207-230ページ
高津秀之
  • 「ケルン参事会員ヘルマン・ワインベルクと『六人衆』」『比較都市史研究』18(2)、1999年12月、57-69ページ
  • 「誰がすべての事柄に決定権をもつのか —近世ケルン史のワイン税徴収をめぐって—」『早稲田大学大学院文学研究科紀要』46(4)、2000年、33-44ページ
高橋理
  • 「成立期の中世ハンザ都市ロストク(Rostock) —urbsからcivitasへの進展—」『山梨大学教育学部研究報告』43(1)、1993年2月、104-115ページ
  • 「中世ハンザ都市ロストクの初期ラート」『山梨大学教育学部研究報告』44(1)、1994年2月、123-135ページ
  • 「中世ハンザ都市ロストクの初期ラートDer Rat der mittelalterlicher Hansestadt Rostock in seinen frühem Phasen」『歴史学論集』(山梨大学)44、1994年2月、1-13ページ
  • 「ハンザ都市リューベックの帝国直属と13世紀の教皇庁 —もうひとつの『直属』—」『山梨大学教育学部研究報告』48、1998年2月、108-119ページ
  • 「13世紀のハンザ都市リューベックと教皇庁との関係」『立正史学』86、1999年9月、1-16ページ
高橋陽子
  • 「サン=トメールのハンザに関する一考察 —13世紀を中心に—」『西洋史学』164、1992年3月、53-66ページ
  • 「フランドル都市の『ブーヴィーヌの戦い』」関西中世史研究会(編)『西洋中世の秩序と多元性』法律文化社、1994年5月、251-268ページ
田北廣道
  • 「中小都市ツンフトの政治機能について —デュレンの場合—」比較都市史研究会(編)『都市と共同体』(下)名著出版、1991年8月、1-18ページ
  • 「中世後期の職人史研究の新動向 —1970年以降のドイツ学界—」『福岡大学総合研究所報』135、1991年10月、1-31ページ
  • 「14-16世紀小都市における支配とツンフト —『修道院都市』ジールブルクの場合—」『経済学研究』(九州大学経済学会)57(3・4)、1991年10月、361-392ページ
  • 「14-15世紀西欧における都市と農村 —近代都市システムの起点形成—」『経済学研究』(九州大学経済学会)57(5・6)、1992年2月、263-276ページ
  • 「統合下の東ドイツ経済史学の動向」九州大学ドイツ経済研究会(編)『統合ドイツの経済的諸問題』九州大学出版会、1993年4月、151-177ページ
  • 「中世後期ケルン空間の中心地システムの確立 —小都市ジールブルクの市場機能からみた—」『経済学研究』(九州大学経済学会)59(3・4)、1993年10月、257-294ページ
  • 「中世後期都市デュレンにおける支配とツンフト —ガッフェル体制の成立とその意義」
    • (1)『経済学研究』(九州大学経済学会)59(5・6)、1994年2月、265-285ページ
    • (2)『経済学研究』(九州大学経済学会)60(3・4)、1994年10月、243-260ページ
  • 「中世後期ケルンにおけるツンフトと政治統合 —『ガッフェル』体制の意義をめぐって—」『経済学研究』(九州大学経済学会)61(3・4)、1995年10月、273-263ページ
  • 「『プロト工業化』から『手工業地域』へ —第8回国際経済史会議以降の欧米学界—」『経済学研究』(九州大学経済学会)62(1-6)、1996年3月、149-169ページ
  • 「中世後期ケルン空間における金融的な中心地システムの形成 —『定期金』制度を中心として—」『福岡大学商学論叢』40(3)、1996年3月、739-775ページ
  • 『中世後期ライン地方のツンフト「地域類型」の可能性 —経済システム・社会集団・制度—』九州大学出版会、1997年2月
  • 「中世後期ケルン空間における経済・社会・制度 —社会統合論としての『市場史』研究に向けて—」『社会経済史学』63(2)、1997年7月、56-80ページ
  • 「中世後期ケルン空間の流通と制度 —シュターペル研究序説—」
    • (1)『経済学研究』(九州大学経済学会)65(4)、1998年10月、1-25ページ
    • (2)『経済学研究』(九州大学経済学会)65(5)、1999年1月、49-66ページ
  • 「15-16世紀シュターペルの動態分析に向けて —ケルンを中心とした史料論的概観—」
    • (1)『経済学研究』(九州大学経済学会)66(3)、1999年8月、245-261ページ
    • (2)『経済学研究』(九州大学経済学会)66(4)、1999年10月、117-132ページ
  • 『中・近世における社会統合の諸相』九州大学出版会、2000年2月
  • 「中世後期ケルン空間における『市場』統合と制度 —15世紀ケルン・ノイス間のシュターペル構想を素材として—」田北廣道(編著)『中・近世における社会統合の諸相』九州大学出版会、2000年2月、287-320ページ
田中史高
  • 「西欧11-13世紀教会人の都市批判」『社会科学討究』43、1998年3月、69-97ページ
  • 「司教都市シュパイアにおける都市的自由の初期発展」中根甚一郎(編)『ヨーロッパの市民と自由 —その歴史的諸相の解明—』(研究シリーズ42)早稲田大学アジア太平洋研究センター、1999年3月、57-84ページ
  • 「低地地方北部の司教都市 —中世ユトレヒト市政発展史—」『日蘭学会会誌』24(1)、1999年10月、1-16ページ
  • 「中世後期ネーデルランド諸都市の市民権」『比較都市史研究』19(1)、2000年6月、33-44ページ
谷澤毅
  • 「近世初頭のバルト海貿易 —リューベックとダンツィヒ—」『早稲田経済学研究』35、1992年6月、79-93ページ
  • 「近世リューベックのスウェーデン貿易」『北欧史研究』10、1993年2月、9-23ページ
  • 「中世後期・近世初頭におけるケルンの北ドイツ・バルト海商業」『早稲田経済学研究』41、1995年6月、13-28ページ
  • 「ハンザ盛期におけるバルト海・北海間の内陸交易路 —リューベック・オルデスロー・ハンブルク—」『社会経済史学』63(4)、1997年11月、88-107ページ
  • 「近世初頭の国際商業とケルン —アントウェルペン・ケルン・フランクフルト—」鈴木健夫(編)『「ヨーロッパ」の歴史的再検討』早稲田大学現代政治経済研究所、1997年3月、169-194ページ
  • 「近世バルト海南西海域における商業関係 —ドイツの対デンマーク商業を中心に—」『北欧史研究』15、1998年5月、41-58ページ
  • 「15世紀末リューベックのバルト海商業 —デンマークとの取引関係を中心に—」『長崎県立大学論集』32(4)、1999年3月、27-52ページ
  • 「1492-1496年リューベックのポンド税台帳」『市場史研究』19、1999年11月、171-188ページ
  • 「近世初頭の国際商業とケルン —アントウェルペン・ケルン・フランクフルト—」鈴木健夫(編)『「ヨーロッパ」の歴史的再検討』早稲田大学出版部、2000年2月、169-194ページ
  • 「商都ライプツィヒの興隆と大市 —商業史的概観—」『長崎県立大学論集』33(4)、2000年3月、1-25ページ
玉木俊明
  • 「イギリスのバルト海貿易 —1600-1660年—」『文化史学』47、1991年11月、72-92ページ
  • 「バルト海貿易(1560-1660年) —ポーランド・ケーニヒスベルク・スウェーデン—」『社会経済史学』57(5)、1991年12月、29-57ページ
  • 「『ズンド海峡関税台帳』前編 —1560-1657年—」『文化学年報』41、1992年2月、134-154ページ
  • 「イギリスのバルト海貿易(1661-1730年)」『西洋史学』176、1995年3月、1-17ページ
  • 「『強国の時代』のスウェーデンの貿易(1611-1720年)」『立命館史学』15、1994年11月、46-68ページ
  • 「イギリスのバルト海貿易(1731-1780年)」『社会経済史学』63(6)、1998年3月、86-105ページ
  • 「18世紀ハンブルクの中継貿易 —フランス大西洋貿易の拡大との関係を中心に—」『関学西洋史論集』21、1998年3月、55-66ページ
  • 「18世紀イギリスのバルト海貿易をめぐって」『経済経営論叢』(京都産業大学経済経営学会)33(2)、1998年9月、45-61ページ
  • 「『財政国家』論をめぐって —ヨーロッパ経済史の新潮流—」『経済経営論叢』(京都産業大学経済経営学会)33(4)、1999年3月、223-246ページ
  • 「スウェーデン領リガ・レヴァルの海上貿易(1671-1700年)」『経済経営論叢』(京都産業大学経済経営学会)34(4)、2000年3月、33-55ページ
玉木俊明、杉浦未樹
  • 「英蘭財政史(1568-1815) —比較史的アプローチ—」『経済経営論叢』34(3)、1999年12月、34-60ページ
中條直樹
  • A Concordance to the First Novgorod Chronicle (Synodal Edition). The Society for the Study of Medieval Russia, Nagoya University. March 1998.
中條直樹、酒井智宏
  • A Concordance to the First Novgorod Chronicle (New Edition), 2 Vols. The Society for the Study of Medieval Russia, Nagoya University. March 2000.
千脇修
  • 「イングランドにおけるハンザ特権の確立過程 —いわゆる『商人憲章』(1303年)をめぐって—」『北欧史研究』10、1993年2月、1-8ページ
  • 「フランドルにおけるハンザ特権の端緒 —その政治的背景と共に—」『早稲田大学大学院文学研究科紀要』41(4)、1996年2月、57-65ページ
  • 「14世紀ブリュージュにおける金融と貿易 —高利貸・両替商・取引仲介人—」『西洋史論叢』(早稲田大学西洋史研究会)18、1996年12月、15-27ページ
  • 「オットー期下マクデブルクの遠隔地商業 —プラーニッツ、シュレジンガーの諸説をめぐって—」『比較都市史研究』18(2)、1999年12月、33-41ページ
塚田秀雄
  • 「ブレーメンのアダム『北欧諸島誌』」
    • (上)『人文学論集』(大阪府立大学)9・10、1991年、153-168ページ
    • (下)『人文学論集』(大阪府立大学)11、1993年、59-74ページ
  • 「ブレーメンのアダム『北欧諸島誌』について」『大坂府立大学紀要 人文・社会科学』39、1991年3月、53-71ページ
  • 「『アンスガル伝』について —ヴァイキング時代初期の歴史地理的資料—」『大坂府立大学紀要 人文・社会科学』42、1994年、51-64ページ
  • 「ヴァイキング都市 —ビルカを中心に—」『歴史研究』(大阪府立大学)32、1994年3月、1-25ページ
塚本栄美子
  • 「16世紀後半ブランデンブルク選定侯領における『信仰統一化』 —教会巡察を中心に—」『西洋史学』171、1993年12月、18-34ページ
  • 「ドイツ宗教改革の浸透と臣民形成 —『信仰統一化』をめぐる研究動向を中心に—」『待兼山論叢 史学篇』27、1993年12月、83-106ページ
辻多江子
  • 「中世ケルンにおける都市参事会と市民との関係」『歴史研究』(大阪教育大学)29、1992年2月、94-110ページ
寺村銀一郎
  • 「中世スウェーデンの国制 —王国議会の成立をめぐって—」関西中世史研究会(編)『西洋中世の秩序と多元性』法律文化社、1994年5月、93-111ページ
富田矩正
  • 「12・3世紀Mecklenburgにみる都市建設 —植民者導入形態としての視点と整理—」『比較都市史研究』13(1)、1994年6月、11-27ページ
  • 「第一次東ドイツ植民と北西スラヴ人諸侯」『駿台史学』92、1994年10月、1-31ページ
  • 「ヨーロッパ中世後期における中央と辺境 —メクレンブルクを中心とする—」『人文科学』(大東文化大学人文科学研究所)1、1996年3月、27-47ページ
  • 「ブレーメン大司教に対するシュテディンガー農民の抵抗 —中世ドイツ北西部にみる領域支配の進展—」『大東文化大学紀要 人文科学』34、1996年3月、509-527ページ
  • 「第一次東ドイツ植民期にみる『土着と変容』」『歴史学研究』690、1996年10月、150-157ページ
  • Worringen会戦とBerg伯領の農民 —13世紀末ドイツ北西部地域の農民闘争—」『大東文化大学紀要 人文科学』36、1998年3月、289-299ページ
  • 『ドイツ中世民族抗争史論 —バルト海周辺にみる異文化圏の接触—』校倉書房、1999年5月

な行

中澤勝三
  • 「15世紀末ブリュッヘと世界経済 —デスパルス商会の交易—」『弘前大学経済研究』14、1991年12月、50-61
  • 『アントウェルペン国際商業の世界』同文館、1993年4月
  • 「ポルトガル国家の香料政策とヨーロッパ経済」『一橋論叢』110(4)、1993年10月、626-638ページ
  • 「『シェルト問題』とアントウェルペン市場」
    • (上)『文経論叢』(弘前大学人文学部)29(1・2)、1994年2月、1-20ページ
  • The European World Economy and the Entrepôt of Antwerp」『地中海論集』14、1995年4月、77-83ページ
西村由美子
  • 「12世紀フランドルの政治的転換期 —暗殺・復讐そして反乱へ—」『史学雑誌』106(1)、1997年1月、64-82ページ
  • 「12世紀フランドル伯領の伯役人と都市」『比較都市史研究』17(1)、1998年6月、15-27ページ
日本古代ロシア研究会
  • 「ノヴゴロド第一年代記古輯(シノド本)訳・註」
    • (6)『古代ロシア研究』18、1991年10月、26-73ページ
  • 『ノヴゴロド第一年代記(シノド本)語彙集』(古代ロシア研究19)1994年3月
  • 「スズダリ年代記 訳注」
    • (1)『古代ロシア研究』20、2000年5月、9-52ページ
根本聡
  • 「中世スウェーデンにおける代表制集会と農民」『史林』79(2)、1996年3月、36-70ページ
  • 「中世スウェーデンと北欧史をめぐる諸問題の整理 —ウップサラにおける『市の会』の研究にあたって—」『神戸大学史学年報』12、1997年5月、36-70ページ
  • 「ドイツ・ハンザ興隆以前のバルト海商業 —ゴットランドを中心に—」『環バルト海研究会第1回現地調査報告書』(SIS/GSHI Discussion Paper No. 99-1)名古屋大学情報文化学部、1999年5月、21-41ページ
延広知児、柏倉知秀
  • 『日本における古代・中世『東欧』史関係研究文献目録(1984年-1994年)』立正大学西洋史研究会、1995年11月

は行

畑奈保美
  • 「ブルゴーニュ時代初期(14世紀末-15世紀初頭)におけるフランドル四者会議」『西洋史研究』新輯23、1994年11月、65-87ページ
  • 「1408年フランドルにおける租税割当比率の改定」『歴史』(東北史学会)87、1996年9月、50-79ページ
  • 「15世紀初頭フランドルにおける高等バイイ『追放』事件」『比較都市史研究』17(1)、1998年6月、29-42ページ
  • 「1477年マリー・ド・ブルゴーニュの『大特権』 —低地の自立主義と『ブルゴーニュ国家』をめぐって—」『歴史』(東北史学会)94、2000年4月、1-31ページ
早川良弥
  • 「ザクセンにおけるヴェルフェンの家門意識」関西中世史研究会(編)『西洋中世の秩序と多元性』法律文化社、1994年5月、136-154ページ
林毅
  • 「金印勅書(Goldene Bulle)と自由帝国都市ケルン」『阪大法学』41(1)、1991年7月、131-154ページ
  • 『西洋中世自治都市と都市法』敬文堂、1991年4月
  • 「中世都市ケルンにおける教会の経済活動に対する規制」『阪大法学』41(4)、1992年3月、167-186ページ
  • 「中・近世ケルン市における魔女裁判」杉山晴康(編)『裁判と法の歴史的展開』敬文堂、1992年5月、165-187ページ
  • 「法史学の学問的性格と存在価値 —ドイツの法史学者達の見解—」『阪大法学』42(1)、1992年8月、1-22ページ
  • 「法史学の課題と方法 —K・S・バーダーの見解の検討—」『阪大法学』42(2・3)、1992年11月、61-93ページ
  • 「ドイツ法史学の成立と発展 —H・ブルンナーの叙述の紹介—」阪大法学』43(1)、1993年7月、327-347ページ
  • 「中世都市ケルンにおける都市・市民と教会・聖職者」『阪大法学』43(2・3上)、1993年11月、483-513ページ
  • 「ドイツ中世都市法研究の意義と問題点 —ディルヒャー教授の論文の紹介を兼ねて—」佐藤篤士先生還暦記念論文集刊行委員会 (編)『歴史における法の諸相』敬文堂、1994年3月、157-176ページ
  • 「中世ドイツ市民の法創造的業績 —W・エーベルの見解の検討—」『阪大法学』44(1)、1994年7月、1-22ページ
  • 「西洋中世都市の理論的把握のために」『阪大法学』44(2・3上)、1994年11月、9-24ページ
  • 「中世都市ケルンの食品統制政策」『阪大法学』45(1)、1995年6月、1-20ページ
  • 「法史と現在 —H・ミッタイスの見解の検討—」『阪大法学』45(3・4)、1995年10月、45-36ページ
  • 「ゲルマン古代の民衆裁判」佐藤篤士・林毅(編著)『司法への民衆参加 —西洋における歴史的展開—』敬文堂、1996年2月、41-54ページ
  • 「中世都市ケルンのツンフトについて —その起源と本質—」『阪大法学』46(3)、1996年8月、1-36ページ
  • 「中世都市ケルンの軍事制度」『阪大法学』46(6)、1997年2月、1-38ページ
  • 「ドイツ中世都市ケルンの初期史をめぐる諸問題」『比較都市史研究』16(1)、1997年7月、54-60ページ
  • 『ドイツ中世自治都市の諸問題』敬文堂、1997年12月
  • 「ドイツ近世都市ケルンの概観」林董一博士古稀記念論文集刊行会(編)『近世近代の法と社会』清文堂、1998年2月、379-414ページ
  • 「中世都市ケルンの自治機関『リッヘルツェッヘ』(Richerzeche)の形成過程」『阪大法学』48(1)、1998年4月、1-18ページ
  • 「ドイツ中世都市ケルンにおける1396年の「同盟文書」(Der Verbundbrief von 1396 in der Stadt Köln) —自治都市の民主的新憲法—」『阪大法学』48(2)、1998年6月、1-32ページ
  • 「中世都市ケルンにおける『新任参事会員の宣誓』と『参事会議事録』」『阪大法学』48(6)、1999年2月、225-230ページ
  • 「西洋中世都市における訴訟手続の合理化」『阪大法学』49(1)、1999年5月、325-340ページ
  • 「E・エンネン教授の中世都市論について —その特色と問題点—」『比較都市史研究』18(1)、1999年6月、67-72ページ
  • 「西洋中世都市と都市法の諸問題(続)」『法学論集』(大阪経済法科大学法学会)47、2000年7月、311-341ページ
  • 「ドイツ中世都市ケルンにおける都市参事会の形成」『阪大法学』50(2)、2000年7月、145-167ページ
  • 「ツンフトの本質について —研究史の現状と問題点—」『法学論集』(大阪経済法科大学法学会)49、2000年12月、115-130ページ
  • 『法史学方法論と西洋法史』敬文堂、2000年12月
原征明
  • 「スコットランドとヴァイキング —地名学・考古学的証拠による定住史の断章—」『東北学院大学論集 経済学』126、1994年10月、9-18ページ
藤井博文
  • 「叙任権闘争期ザクセンにおける反ザリアー闘争 —エクベルト二世の動きを中心に—」『立命館文学』534、1994年3月、87-88ページ
  • 「1002年の王位候補者をめぐって —マイセンのマルクグラーフ・エッケハルト1世の場合—」関西中世史研究会(編)『西洋中世の秩序と多元性』法律文化社、1994年5月、215-230ページ
  • 「1002年における王位立候補者とその支持者たち —ハインリヒ二世の場合—」『立命館史学』16、1995年11月、26-50ページ
  • 「ドイツ中世前期における鉱工業と地域 —鉱山考古学研究の成果を手掛かりに—」『立命館文学』558、1999年2月、34-51ページ
藤井美男
  • 「中世後期南ネーデルラントにおける君主財政 —都市財政との関係をめぐる予備的考察—」『九州産業大学商経論叢』32(1)、1991年8月、157-188ページ
  • 「中世・近世初頭南ネーデルラント毛織物工業史研究の現状 —第10回国際経済史学会によせて—」『九州産業大学商経論叢』32(2)、1991年10月、237-260ページ
  • 「失われた史料を求めて —中世メヘレン毛織物工業史料の伝来状況—」『九州産業大学商経論叢』33(4)、1993年3月、163-179ページ
  • 「中世後期ブリュッセルの財政構造 —毛織物ギルドとショセの財政をめぐって—」『経済学研究』(九州大学経済学会)59(3・4)、1993年10月、193-210ページ
  • 「中世ブリュッセルの財政に関する一考察 —財政をめぐる中世都市と領邦君主—」『九州産業大学商経論叢』35(4)、1995年3月、103-132ページ
  • 『中世後期南ネーデルラント毛織物工業史の研究 —工業構造の転換をめぐる理論と実証—』九州大学出版会、1998年2月
  • 「14-15世紀ブリュッセルにおける権力構造の再編 —毛織物ギルドとナシオンの統合をめぐって—」田北廣道(編著)『中・近世における社会統合の諸相』九州大学出版会、2000年2月、393-426ページ
  • 「近代国家形成過程における都市エリートの学説史的検討 —対象と方法をめぐって—」『経済学研究』(九州大学経済学会)66(5・6)、2000年3月、43-65ページ
藤井美男、岡村明美
  • 「西欧中世都市における商業組織の研究 —宿主・仲介業者の検出—」『産業経営研究所報』(九州産業大学)27、1995年3月、157-171ページ
  • 「西欧中世都市における商取引と外来商人 —13世紀グラヴリンおよび14世紀メヘレンの場合—」『産業経営研究所報』(九州産業大学)28、1996年3月、113-129ページ
伏島正義
  • 「アングロ=サクソン社会における奴隷の再検討」
    • 『城西経済学会誌』25(1)、1992年3月、1-42ページ
    • 『城西経済学会誌』25(2)、1992年12月、1-137ページ
    • 『城西経済学会誌』25(3)、1993年3月、1-105ページ
  • 「『ヴィンランド』の所在地はどこか —ヴァイキングによるアメリカ大陸の発見をめぐって—」『駒沢史学』50、1997年12月、164-236ページ
  • 『スウェーデン中世社会の研究 —法典にみえる北欧社会—』刀水書房、1998年4月
  • 「ヴァイキングの航海術 —グリーンランド発掘の遺物を中心として—」『駒沢大学文学部研究紀要』58、2000年3月、21-91ページ
H・プラーニッツ
  • 鯖田豊之(訳)『改訳版 中世都市成立論 —商人ギルドと都市宣誓共同体—』未來社、1995年9月

ま行

牧野正憲
  • 「エンゲルブレクトの反乱について」『Journal of Baltic and Scandinavian Studies』5・6、1997年3月、1-19ページ
  • 「デンマーク・ヴァイキング時代及び中世におけるスリースヴィ」『IDUN』14、2000年、467-482ページ
松木栄三
  • 「白樺文書注解」
    • (1)『宇都宮大学教養部研究報告 第1部』25、1992年12月、135-167ページ
    • (2)『人文論集』(静岡大学人文学部)44(2)、1994年1月、25-52ページ
    • (3)『人文論集』(静岡大学人文学部)45(2)、1995年1月、19-42ページ
    • (4)『人文論集』(静岡大学人文学部)48(2)、1998年1月、27-50ページ
    • (5)『人文論集』(静岡大学人文学部)49(2)、1999年1月、57-81ページ
  • 「グリゴーリ・カルポヴィチ・コトシーヒン『アレクセイ・ミハイロヴィチ帝治下のロシアについて』 —試訳と註—」
    • (1)『人文論集』(静岡大学人文学部)45(1)、1994年7月、43-78ページ
    • (2)『人文論集』(静岡大学人文学部)46(1)、1995年7月、81-110ページ
    • (3)『人文論集』(静岡大学人文学部)47(1)、1996年7月、119-137ページ
    • (4)『人文論集』(静岡大学人文学部)48(1)、1997年7月、165-196ページ
    • (5)『人文論集』(静岡大学人文学部)49(1)、1998年7月、81-108ページ
    • (6)『人文論集』(静岡大学人文学部)50(1)、1999年7月、101-128ページ
    • (7)『人文論集』(静岡大学人文学部)51(1)、2000年7月、135-165ページ
  • A Diplomatic Custom in Muscovy」『地中海論集』14、1995年、17-29ページ
  • 「『女市長』マルファ考 —ノヴゴロド共和制の終焉—」『ロシア 聖とカオス —文化・歴史論叢—』彩流社、1995年3月、39-63ページ
  • 「モスコヴィアの銃兵」『ユーラシア研究』17、1997年10月、9-15ページ
  • 「ロシア人の東方聖地『巡礼』 —中世の旅行記から—」歴史学研究会(編)『巡礼と民衆信仰』(地中海世界史4)青木書店、1999年7月、160-192ページ
宮野裕
  • 「ストリゴーリニキの『書物』をめぐる最近の論争 —『偽の教師についての講話』を中心に—」『西洋史論集』(北海道大学)1、1998年7月、1-14ページ
  • 「14世紀のストリゴーリニキ『異端』と正統教会」『スラヴ研究』46、1999年3月、57-89ページ
  • 「中世ロシアの「『異端』ストリゴーリニキの新史料」」『北大史学』39、1999年11月、100-111ページ
  • 「ロシア正教会の異端対策の展開 —15世紀のストリゴーリニキ異端への対策を中心に—」『ロシア史研究』67、2000年10月、2-16ページ
棟居洋
  • "Johannisleute"のリストは何を語るか —ハンブルクの宗教改革をめぐる手工業者層の動向—」比較都市史研究会(編)『都市と共同体』(下)名著出版、1991年8月、45-67ページ
  • 『ドイツ都市宗教改革の比較史的考察 —リューベックとハンブルクを中心として—』(ICU比較文化叢書)国際基督教大学比較文化研究会、1992年3月
森本芳樹
  • 「西欧中世初期都市共同体論の可能性」比較都市史研究会(編)『都市と共同体』(上)名著出版、1991年8月、1-20ページ
森谷美幸
  • 「中世後期ケルンにおける都市と教会 —市参事会による教会政策の分析を中心に—」『史林』82(3)、1999年5月、44-75ページ

や行-わ行

В・Л・ヤーニン
  • 松木栄三(訳)「ノヴゴロド白樺文書」『木簡研究』18、1996年11月、197-226ページ
山内進
  • 『北の十字軍 —「ヨーロッパ」の北方拡大—』(講談社選書メチエ)講談社、1997年9月
山田作男
  • 「オリヴァ年代記に挿入されたドイツ騎士団の初史について」『愛知学院大学教養部紀要』39(2)、1991年11月、3-16ページ
  • 「プロイセンにおける琥珀特権」『愛知学院大学教養部紀要』41(1)、1993年7月、3-11ページ
  • 『プロイセン史研究論集』近代文藝社、1994年6月
山田雅彦
  • 「フランドルの都市イープルの起源をめぐって —A・フェルフュルストの所説にいたる研究史—」『西洋史学論集』29、1991年12月、15-28ページ
  • 「中世サン=トメールの流通税表 —層位学的考察の試み—(下)」『文学部論叢』(熊本大学文学会)37、1991年12月、158-129ページ
  • 「西欧中世市場論のための一覚書 —メリー=シェル=セーヌの市場譲渡に関する1177年文書について—」『文学部論叢』(熊本大学文学会)45、1994年2月、93-105ページ
  • 「12世紀後半フランドルにおける『新港』の社会経済史的意義 —グラヴリーヌ港建設をめぐる議論の進展を追って—」『文学部論叢』(熊本大学文学会)53、1996年3月、45-74ページ
  • 「中世中期における市場と権力 —12世紀フランドル伯領を中心に—」『社会経済史学』63(2)、1997年7月、32-55ページ
  • 「安全護送権と封建制の定立 —12世紀フランス王領における王権と領主権を中心に—」『文学部論叢』(熊本大学文学会)65、1999年3月、51-80ページ
  • 「ヨーロッパの都市と市場」佐藤次高、岸本美緒(編)『市場の地域史』(地域の世界史9)山川出版社、1999年6月、53-89ページ
山舘順
  • 「あるハンザ商人研究の歩み」『育英工業高等専門学校研究紀要』17、1991年
  • 「16、7世紀の北ドイツ —小都市における社会と経済—」『育英工業高等専門学校研究紀要』21、1995年
  • 「16、7世紀北ドイツの一小都市における手工業 —ヴィルスターについて—」『育英工業高等専門学校研究紀要』22、1996年、33-42ページ
  • 「16、7世紀非ハンザ都市ヴィルスターの商工業について」『北欧史研究』14、1997年
S・v・レヴィッキー
  • 酒井昌美(訳)「中世ポーランドの商業道路」『帝京経済学研究』29(1)、1996年1月、137-140ページ