斯波照雄・玉木俊明(編)『北海・バルト海の商業世界』悠書館、2015年
目次
- 序文 発展する北海・バルト海の商業空間(玉木俊明)
- 第1章 中世のバルト海・ロシア交易 ―ハンザとノヴゴロドの商館交易―(小野寺利行)
- 第2章 中世後期・近世のドイツ商業と北海・バルト海(谷澤毅)
- 第3章 ハンザ都市の商業構造 ―北海・バルト海における塩とビール―(斯波照雄)
- 第4章 交渉するヴァイキング商人 ―10世紀におけるビザンツ帝国とルーシの交易協定の検討から―(小澤実)
- 第5章 中世アイスランドの商業 ―羊毛布と女性―(松本涼)
- 第6章 中世ノルウェーの商業と経済 ―北方のタラ、ハンザ商館、そして黒死病―(成川岳大)
- 第7章 フランドルとハンザ、そしてフランスとハンザ ―ブルッへの浮沈をめぐる一つの物語―(山田雅彦)
- 第8章 中世ハンザ商人の世界 ―リューベックを中心に―(柏倉知秀)
- 第9章 近世スウェーデンの都市計画と商業政策 ―グスタヴ・アドルフとストックホルムの首都化構想―(根本聡)
- 第10章 知られざる海洋帝国の姿 ―近世デンマークの海峡支配と国際商業―(井上光子)
- 第11章 中世後期から近世における陸上交易の発展と北海・バルト海の世界(菊池雄太)
- 第12章 近世のイギリスと北海・バルト海・大西洋の商業関係(玉木俊明)
- 第13章 近世オランダのバルト海貿易 ―母なる貿易―(玉木俊明)
- あとがき(斯波照雄)
- 索引
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